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ポタポタ

作者: 人間詩人

ポタポタと落ちる 雨

雨も 上がるよと

空は 言っている

たぶんだけどと

空は 言う

雨上がりを期待して

ニコニコしたお日様が

帰ってくるのかと

思うと うれしいものだ

自分の心も うれしそうだ

この雨上がりから

晴れて行く情景が

一番好きだ

だんだんて雨は やみ

曇り空は 少しずつ

少しずつ 明るくなっていく

沈んでいた心も

カラリと解放されるような

感じがする

たまの雨も悪くはない

少し冷ややかな空気感が

身を引き締めるようである

この感じが 今日は

暖かい食事にしましょうと

家族が言う光景には

温かみが あふれ

笑顔が 見れそうな情景が

たまらなく素敵なんだ

あしたは 洗濯物が

よく乾くから 助かるわと

母の声

これこれが人の情感である

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