Part1 第1の密室ー3 「一人目の変化」
「さっぱり分かんねえ...宗二とかわかるか?」
「いや...全く...↑が気になるけど...翔は?」
「6と8の後にGがあるけど何かありそうかな...」
「確かに、Fの後に↑があるのも気になるな...俊はどう思う?」
「気のせいかもしれないけど、AからGまでしかないな...関係あったりしないか」
しばらく沈黙が続いたが、口を開いたのは直哉だった。
「6字で表わせってどう言うことなんだ?」
「この長い文を短くしろってことじゃないか? 俊はどう?」
「文ってよりは...暗号?」
「暗号なら何かに変えないとだめだな...思いつくのは例え...」
あれ?宗二ってそんな毛深かったっけ?
とっさに自分の液晶画面をみた。0%だった。
宗二のを見ると自分の血が引いていくのが分かった。
18%と出ていたのだ。
「なんで宗二だけ...」
俊、直哉、宗二の三人も彼の液晶画面を見る。
「まじかよ...」
「俺どうなるんだよ...」
その時、壁に文が出てきた。
「それは獣化の度合を示すものです。100%で完全獣化となり、次の密室への移動ができません。
なお、獣化は1人ずつ行われ、最後の1人が完全獣化したところで、ゲームオーバーです。
では引き続き、健闘を祈ります。」
「獣化って...早く解かないと...」
宗二はパニックになったのか、焦りはじめた。
宗二の獣化率は、現在53%。
謎を解く時間は、宗二にとって、あとわずかだ。




