第9話 親父が説明しないので、代わりに機械兵を殴ります
他の兄弟の息子達への対応は結構まともです
昇の父は本当にろくでなしです
そして四獣王の適合者達が揃う時昇に伝えてないとんでもなくろくでなしエピソードがまってます
昇は16歳だけど耐えられるのか
それは俺とGPT次第
もしかしたら人類滅ぼす可能性あります
青空昇は操縦席で、思いきりシートを叩いた。
「だから説明しろって言ってんだろうがぁぁ!!」
数分前まで、父との通信は一方的に切られたままだ。
『出撃準備を急げ』
それだけ言って終わり。
作戦も、敵の数も、詳しい状況も一切なし。
「ほんっと最低だな、あの親父……!」
モニターには、四獣王関連施設の周囲に集結する機械兵の反応。
赤い光点が、じわじわと増えていく。
「世界の危機とか言われてもさ……」
昇は深く息を吸い、双剣のグリップを握り締めた。
「今はただ、ムカついてるだけなんだよ!」
ドラゴンウェアが低く唸り、解放形態へと移行する。
背部ユニットが展開し、機体が一段軽くなった。
《エネルギー残量:82%》
「よし……」
昇はニヤッと笑う。
「説明しない親父への八つ当たり、開始だ!」
前方に現れたのは、施設へ向かって進軍中の機械兵部隊。
無機質な動きで、正確に、冷酷に前進してくる。
「相手が誰だろうが関係ねぇ」
昇は機体を急降下させた。
「今日は機嫌が悪いんだよ!」
双剣が光を帯び、最前列の機械兵に叩き込まれる。
金属音と火花が弾け、機械兵の胴体が真っ二つに割れた。
「おっ、意外といけるな!」
だが次の瞬間、左右から同時に別の機械兵が襲いかかる。
「うおっ、数多すぎだろ!」
回避しきれず、肩装甲に衝撃が走った。
ドラゴンウェアが大きくよろめく。
《エネルギー残量:61%》
「ちょっ、減るの早くない!?」
だが昇は歯を食いしばり、機体を立て直した。
「でもよ……」
双剣を構え直し、真正面の敵を睨みつける。
「今日は親父にムカついてる日なんだ」
機械兵が再び突進してくる。
昇は笑った。
「悪いな、お前ら」
そして叫ぶ。
「今日は全部、八つ当たりだ!!」
青龍が再加速し、戦場へと飛び込んでいった。




