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四神伝説~散々支配してきたブリキ共に鉄槌を下してやんよ~  作者: 統氏


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第7話 説明不足の博士達

説明責任?

だって急に攻めてきたからしかたない


 医務室を出た瞬間から、昇の機嫌は最悪だった。


 月に飛ばされて、死にかけて、意味不明なロボットに乗せられて、命がけで帰還。


 なのに説明ゼロ。


 納得できるわけがない。


 会議室の扉を開けるなり、昇は叫んだ。


「ちょっと待て親父! いい加減ちゃんと説明しろ!」


 円卓を囲む四人の博士たちがこちらを見る。


 だが今は挨拶なんてどうでもいい。


「俺、月に飛ばされたんだぞ!? 死ぬかと思ったんだぞ!?」


 父は腕を組んだまま言う。


「落ち着け」


「落ち着けるか!」


 昇は机を叩いた。


「まずあのロボだ! なんなんだよアレ!」


 モニターに、あの機体の設計図が映し出される。


 嫌になるほど見覚えがある。


「君が乗った機体――それが四獣王の一機、青龍だ」


「だからその神話みたいな名前やめろ!」


 別の博士が淡々と説明を始める。


「50年間、我々は機械兵に勝てなかった」


「通常兵器では反応速度が追いつかない」


「人が操縦する方式では限界だった」


 父が続ける。


「だから、人と機械を完全に同期させる兵器を作った」


「それが四獣王だ」


 昇は腕を組む。


「要するに、俺の反射神経をそのまま直結したってことか?」


「簡単に言えばそうだ」


「怖すぎだろ!」


 さらに疑問が湧く。


「でもさ、なんで一機だけなんだ?」


 父は首を振る。


「一機ではない」


 画面に四体のシルエットが並ぶ。


 青龍、白虎、朱雀、玄武。


「機械兵は世界中に同時出現する」


「一人では守りきれない」


「最低でも四機必要だった」


 昇は天井を仰ぐ。


「スケールでかすぎだろ……」


 次に出たのは、ずっと引っかかっていた疑問。


「じゃあなんで俺だけ動かせたんだ?」


 父の表情が少しだけ真剣になる。


「偶然ではない」


「四獣王は脳と直接リンクする」


「適合率は極端に低い」


 別の博士が補足する。


「我々と近い遺伝子を持つ者でなければ、精神が耐えられない」


 昇は固まる。


「……それって」


 父はまっすぐ見た。


「お前だから動いた」


 言葉が詰まる。


 重すぎる事実だった。


 昇は話題を変えるように言った。


「じゃあ月のやつらは?」


「四獣王って月対策じゃなかったのか?」


 父は首を横に振る。


「違う」


「四獣王は地球防衛用だ」


「月の正体は、我々も知らなかった」


 昇は目を細める。


「……つまり俺、説明不足のまま月に放り込まれたってこと?」


 父は少し目を逸らした。


「結果的には、そうなる」


「最悪かよ!」


 その時、博士の一人が静かに言った。


「青龍が目覚めた以上、他の四獣王も動き出すだろう」


 昇は眉をひそめた。


「……動き出すって、どういう意味だよ」


 嫌な予感しかしない。


「まさか、俺一人じゃ終わらないってことか?」


 誰もすぐに答えなかった。


 その沈黙が、答えだった。


昇戦え

理不尽かもしれないがお前は選ばれたんだ

説明もめんどくさいから省くけど戦え

ちなみに他の息子達は内容知ってるし戦う覚悟は持ってる

つまり昇だけ置き去り父さんが悪い

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