24話 ◯◯◯の偉大な魂をここに出ろーーー◯◯◯◯シールド
今回選ばれたのはクラウンシールドでした
警報が鳴り続ける中、状況確認が急ピッチで進められていた。
「ドラゴンウェア、エネルギー回復待ち」
「フェニックスウェア、調整完了まで時間がかかる」
「タイガーウェア、破損部位がまだ」
短い報告が重なる。
剣は一瞬だけ考え、すぐに結論を出した。
「……出られるのは、タートルウェアだけだ」
守の胸が、ぎゅっと締め付けられる。
「……僕、ですか」
「そうだ」
剣の声は変わらない。
選択肢がないことは、全員が分かっていた。
⸻
タートルウェアが戦場へ向かう。
前方に現れた機械兵は、これまでとは違っていた。
動かない。
ただ、胸部に異常なエネルギー反応が集まっていく。
「……レーザー?」
守の喉が鳴る。
(これを撃たれたら……)
施設の防壁。
中にいる人たち。
仲間たちの顔が、頭をよぎる。
怖い。
覚悟はしていたはずなのに、
実際に目の前にすると、足が重くなる。
⸻
その時、通信が入った。
「守」
昇の声だった。
「さっきの続きだ」
少し間を置いて、続く。
「俺、守が何を怖がってるのかは、正直分かんない」
「でもな」
声が、はっきりする。
「訓練で一番周り見てたの、守だろ」
「俺より、よっぽど冷静だ」
「だから――」
一拍。
「守なら出来る! 絶対大丈夫!!」
守は、目を見開いた。
続けて、別の声が重なる。
「守なら出来るぞ」
焔だった。
「絶対大丈夫だからな!」
そして、剣。
「守で問題ない」
短い言葉。
でも、迷いはなかった。
⸻
守の中で、何かが静かに切り替わる。
怖さは、消えない。
でも――逃げない理由が、はっきりした。
「……信じてくれる仲間を」
守は、盾を構える。
機械兵の胸部が、まばゆく輝く。
「絶対に護るんだ!!」
次の瞬間、巨大レーザーが放たれる。
⸻
光が、世界を塗りつぶす。
地面が抉れ、衝撃が走る。
だが――
タートルウェアは、動かない。
盾を正面に構え、ただ耐える。
(止まれ……!)
歯を食いしばり、踏ん張る。
レーザーが収束し、ようやく消えた時、
守は、まだそこに立っていた。
⸻
機械兵が、再びエネルギーを溜め始める。
「……次は、撃たせない」
守は盾を引き、装甲を展開する。
金属音と共に、盾が形を変える。
重く、巨大な――ハンマー。
守は、それを両手で握った。
「――玄武砕鎚!!」
エネルギーを一点に集中させ、
全体重を乗せて振り下ろす。
衝撃が走り、
機械兵は耐えきれず崩れ落ちた。
⸻
戦場に、静寂が戻る。
守は、その場に立ったまま、大きく息を吐いた。
手は、まだ少し震えている。
それでも――立っている。
「……守」
昇の声が、通信越しに響く。
「な?」
守は、ゆっくり答えた。
「……はい」
怖かった。
それでも、護れた。
その事実が、胸の奥に静かに残る。
守は、前を見た。
次も、きっと怖い。
でも――もう、大丈夫。
自分を信じてくれる仲間達がいるから。
守お前の武器は本当に迷った
盾だけだと倒せないからどうすれば良いかめちゃくちゃ困った
アバレッドみたいに戦わせようかとかライフリみたいに飛ばすこともかんがえたんだからな
デュークモン「ファイナル・エリシオン使わなくて良いの?」




