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四神伝説~散々支配してきたブリキ共に鉄槌を下してやんよ~  作者: 統氏


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第20話 敵きたけど朱雀と玄武はまだ出さないなぜなら20話なんだし新しい技使わせたいじゃん

20話到達でまだ朱雀も玄武も使ってないからまだまだ残弾あるぞ...

警報が短く鳴った。


《未確認機械兵 2体接近》


「2体か……」


 昇はモニターを見ながら、軽く肩を回す。


『フェニックスウェア、調整未完了』


『タートルウェア、同じく出撃不可』


 制御室からの報告に、焔が申し訳なさそうに言った。


「ごめん、まだ細かい調整が終わってなくて……!」


 守も続く。


「……今出ると、安定しません」


「了解」


 昇は即答した。


 そして、一歩前に出る。


「俺、ひとりで行く」


 一瞬、空気が止まる。


「え?」


 焔が目を丸くする。


「ちょ、ちょっと待ってよ! 二体いるんだよ!?」


「分かってる」


 昇は振り返らない。


「でも、今なら試せる」


 剣が、昇を静かに見る。


「……さっきの訓練の続きか」


「そう」


 昇はニヤッと笑った。


「失敗したら、すぐ戻る」


 数秒の沈黙。


 剣は短く言った。


「……行け」


「サンキュ」


 ドラゴンウェアが、射出される。



 戦場に降り立つと、すでに二体の機械兵が配置についていた。


 互いに間合いを取り、連携を意識している。


「よし……」


 昇は腰元に視線を落とす。


 そこには、ドラゴンブレード。


 だが――


(今日は、使わない)


 そのまま前に出る。


「え、ドラゴンブレードは……?」


 焔の声が通信に混じる。


 守も不安そうに続けた。


「……武装、展開しないんですか」


 昇は答えない。


 機械兵の一体が、攻撃態勢に入った。


 直線的な突進。


「……!」


 昇は大きく跳ばない。


 最小限の動きでかわし――


 一瞬で、背後に回る。


 拳に、エネルギーを集中させた。


《エネルギー消費 10%》


「――っ!」


 鈍い衝撃音。


 拳が装甲を貫き、機械兵が崩れ落ちた。


「なっ……!?」


 焔が声を上げる。


 残った一体の機械兵が、明らかに警戒して距離を取った。


 昇は息を整える。


(まだ、行ける)


 今度は、拳ではない。


 脚部と背部ユニットへ、エネルギーを回す。


 ほんの一瞬。


 だが、加速は別物だった。


 視界が一気に詰まる。


 背後。


 昇は拳を振り抜きながら叫んだ。


「ドラゴナックル!!」


 衝撃。


 機械兵は耐えきれず、そのまま沈黙した。



 戦闘終了。


《エネルギー残量 74%》


 数値を見て、守が息を呑む。


「……今までより、全然減っていません……」


 焔が目を輝かせる。


「すご……燃費、段違いじゃん!」


 少し遅れて、剣が口を開いた。


「……なるほど」


 低い声だったが、どこか柔らかい。


「ドラゴンブレードを使わない分、

 エネルギーを“使う場所”を選んでいる」


 昇は振り返る。


「気づいた?」


「ああ」


 剣は静かに続け――

 ほんの一瞬、口元を緩めた。


「無駄を削って、必要な瞬間だけ使う」


 一拍置いて。


「……理にかなっている」


 その表情を見て、昇は思わず笑った。


 ドラゴンウェアは、まだ荒削りだ。


 動きも、判断も、完璧じゃない。


 それでも――


 昇は確かに、

 “使いこなす”という入口に立った。


昇は硬を習得した

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