表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ウィル・フィルとマリア先生  作者: 茶々アルト
2/15

そのに マリア17歳 人生が退屈で仕方ない


私、マリア・フォン・、ランドルは天才である。


1歳になると歩くより早くペラペラ喋りだし、2歳になると教えられていないのに、数式を解き、おむつが取れるより早く医学博士になった。


もちろん、17歳のいまは、すべての外国語がペラペラよ?


それに、ありとあらゆる色んなものを発明したわ。


公国は元より、世界一の大国リオンの最高峰の学舎ですら私には退屈で、人生つまらない。


自分より何倍も長生きだからという理由だけで、ねちねちとお説教をする賢者気取りの剥げ頭な老害がいるのよ?


最悪だとおもわない?もう辟易していたわ。


世界屈指の学舎でも、私には退屈で仕方ないの。


老害は、若い娘がなんじゃい。ってお説教ばかりなんだもの。


その若い娘の発明に、勝てないくせに?


だって、剥げ頭な老害の癖に若いきれいな奥さんいるのよ?


ー剥げ頭の老害なのに。


後で聞いたんだけど、剥げ頭ってだけで老人とは、限らないのね。


奥さん、若く見えたけど老害が老けてただけだったわ。


おっと、これは、絶対に内緒よ?


あの王妃様つきの侍女って、めちゃくちゃ怖いんだもん。


そうそう王妃様付きの近衛兵が、そもそもすべての始まりだったのよね。


ひょんな事から知り合いになった王妃付きの近衛兵に言われたのよ?


彼の祖国アークレッドで教師として働かないかといわれたのは。


世界一小さな国、アークレッド。


小さすぎて目にも入れてなかったアークレッド。


その誘いが私の人生を退屈なものから、輝かせるものへと変わる事を17歳の私はまだ知らなかった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ