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ウィル・フィルとマリア先生  作者: 茶々アルト
1/15

そのいち マリア、30歳記念回顧録を書き始める。


私の名前は、


ーマリア・フォン・ランドル、


南大陸にある、そこそこな国力を持つランドル公国の皇女。


とは言え、一夫多妻の公国には、わたしの他、30人以上の皇女がいて、実は、私は自分が何番目の皇女だか知らない。


だって、そこに私の興味はないもの。


私は30何番目かの皇女。


そういう存在なのよ?


それ以外は、


ーマリア・フォン・ランドル。


って、名前だけよ?


そう思ってたし、やっぱり、そうなのよ?


身分や財産なんか、中央大陸の、いや世界一の極小国であるアークレッドには、まるで関係ない。


アークレッドの唯一の法律。


ー悪いことはしない。


そこには盗みも喧嘩もOKなよくわからない、いいんだか、悪いんだか、の法律がある。


これは、稀代の大天才と言われた私、マリア・フォン・ランドルが教える、愛すべきアークレッドの5人の教え子の記録である。



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