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48話:茂田さんとの忘年会と死

 2013年12月になり、茂田と彼女と甘太夫妻の4人で、平日の昼間に聘珍樓の小さな個室を借りて4人だけの忘年会を開いた。そこで紹興酒を飲みながら茂田が俺は、小さい時から頑張りすぎたので体の至る所に無理がかかってるらしいと笑いながら言った。そこで、もしもの時があったら、俺の10億円以上の資産を甘太、お前に託すと言った。そして茂田先輩の彼女で甘太と同じ年の澄子さんと一緒に社会奉仕と東日本大震災のような大災害の時の募金などに使って欲しい。


 また、彼女が会社をつくっていたので、それを利用して、旨く運用していくのを指導してやってくれと言われた。それについては甘太も同意した。そして、甘太の奥さんの恵さんにも宜しく頼むと言った。それに対して、恵さんが、でも何か縁起でもない事を言うのですねと笑いながら言った。しかし、何か、あってから言うわけには行かないでしょうと、返答した。まーそうですがと言い、茂田先輩に紹興酒をついだ。そして22時に、聘珍樓を出てタクシーでMMタワーに帰った。


 やがて2014年があけた。そして甘太の奥さんの恵さんが、伊勢山皇大神宮に初詣でに行きましょうと、甘太を誘って、元旦に出かけ、家内安全のお守りを買って、なぜか、茂田さん達の分も買おうかと、ふと迷ったが人の分まで買うのもどうかと思いやめた。そして1月の中旬、成人の日に、茂田さん達が日射しの良さに誘われて、昼過ぎに、橫浜港の方へ散歩に出かけて、パシフィコ橫浜を過ぎて、橋にさしかかった時、急に冷たい替えが吹き付けたかと思うと、茂田先輩が急に立ち止まって、頭がいたいと言いだし、苦しそうに橋の欄干にもたれかかった。


 そして、苦しいと言ったので、直ぐに、携帯電話で橫浜市消防強に電話をすると、成人の日祝日で、救急病院が少なく、一番近い、けいゆう病院を指定すると、スタッフがいない断られ、橫浜市大浦舟病院に搬送することになり、10分で救急車が来て、15分くらいで橫浜市大浦舟病院に到着したが、救急の先生が倒れてどの位、経ちましたかと聞くと25分と言うとまずいと言った。ストレチャーで運ばれ、10分後、その救急の先生が、澄子さんの所へ来て、心筋梗塞と脳梗塞を起こしていて、非常に危険な状態だと言った。


 事情を聞いた先生が、なぜ、けいゆう病院に運ばなかったかと聞くと、専門の先生がいないと言われたというと、そうですかと言い、現状は、極めて厳しい状態ですと告げ、直ぐに、処置室に入っていった。10分後、澄子さんに、お亡くなりましたと告白すると、澄子さんはその場にへたり込んだ。そして、知り合いの人の連絡先を教えてと言われ甘太の電話番号を教えた。すると15分して、甘太と奥さんの2人が来て、その救急医に、茂田さんの状況を説明された。


 心筋梗塞の後、脳梗塞も起こして、運ばれた時には、むしの息で、もし、奇跡的に助かったとしても、脳がやられて廃人同様で管理するのに大変だったでしょうと述べた。それを静かに聞いて、うなずいた。そして、すこし、落ち着いた、茂田先輩の彼女の澄子さんに状況を話した。すると、やっと、覚悟がついた様に、ありがとうございましたと頭を下げた。甘太が事務的なことは、私がやりますので安心して下さいと言った。


 そして、近くの掃除屋の電話番号を調べて、電話して、橫浜市大浦舟病院から、みなとみらいMMタワーイーストに、亡くなった人を棺に入れて送って欲しいのと告げると、直ぐ伺いますと言った。そこで、必要書類を書き込んで提出していると、葬儀社の人が、10分で救急の待合室の甘太の所へ来た。そして、ご遺体は、どこですかと言うので、場所を説明して、棺に入れて、霊柩車に乗せ、MMタワーイーストへ茂田先輩の家に運んでくれた。


 もう既に16時になっていた。一番早くて7日後の1月20日と言われ了解した。そして、その話を澄子さんに言うと、連絡先は、茂田グループのメンバー以外、呼ぶ人はいないと言われて驚いたが、了解しましたと答えた。そこで、茂田グループのメンバーには、茂田先輩の死亡と葬儀の場所と日時を電話で連絡した。茂田グループのメンバーは、みな、驚いていた。

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