表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/18

残り98日 音を盗み、盗み撮る

……まさか、風香がストーカーだったとは。

てか自覚して大丈夫なのか。横には昨日より機嫌が良さそうな風香。

なんでストーカーバレしてご機嫌なんだ?



「これで隠さないでいいもんねぇ。四季くんの下着もいただいたしぃ」


「……は?」


「冗談だよぉ」



笑えねえよ。

と俺が呆れていると、目の前にみなもが凄い剣幕で現れる。



「おはようございます先輩っ!!そしてストーカー!!」


「おはよぉ。……え?なんで知ってるのぉ?」


「盗聴してますから!!」


「……はぁ?」



レコーダーのようなものを出してボタンを押すと昨日の風香との会話がそのまま聞こえてきた。

……風香は盗撮して、みなもは盗聴?何なの、この状況は。



「ストーカーはいけませんですよ!!」


「お前が言えるかよ!!」


「へ?盗聴は犯罪じゃあ「犯罪ですよ!?」


「やーい、怒られて「お前もな!!」



いつも絡んでくる2人がストーカーだった時はどうすればいいのでしょうか。さっきからポケットで揺れるアンリをへし折ってやりたい。



「で、先輩っ!!」


「なんだよ」


「キスしていいんですよね?」


「あー!!もうっ!!」



カオスな状況に、深く大きく溜め息をつく俺だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ