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ある日突然大悪魔?!  作者: 彩霞
第8章 再び学校の日々
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その74 「転入生」

ページデザインが変わっててめっちゃびっくりした!

表現力もめっちゃアップしたらいいのに…

始業式自体は特に何か変わったこともなく、先生方からのお話がいくつかあったり、生徒会からの連絡事項があったりはしたけど、あっさりと終わった。

式が終わった後、葉月ちゃんたちと教室に戻ってると、ちょっと前の方を枚岡くんと本多くんが一緒に歩いてるのが見えた。

普通に喋ってるのを見ると、もう落ち着いたんかなあ……


「おーい、本多ー、枚岡ー」


サクちゃんが急に大きな声で2人を呼んだから、2人ともぱっと振り向いて、ウチらに気付いたみたいで戻ってきてくれた。


「ごめん、別に用があったわけじゃないんだけど」

「あ、そうなんだ。

 別にかまわないよ。

 とにかく教室に戻ろうか」


サクちゃんが申し訳なさそうに言うと、本多くんも笑って答えて、結局みんなで教室に戻ることになった。

サクちゃんと結衣ちゃんが先頭で、その後ろに葉月ちゃんと本多くんが何か相談してるみたいやった。で、何故かその後ろでウチと枚岡くんが並んで歩くことに。でも、せっかくやから朝の続きの話をするチャンスやんね。


「枚岡くん」

「ん?何?」

「あの、喫茶店の代金、やっぱり何か悪いし、払わせてもらってもええかな?」

「ごめん、そんなに気を遣わせてたか。

 じゃ、今日放課後にもらうよ」

「ううん、ウチこそせっかくやのにごめんね」

「いや、あの日も天宮がせっかく来てくれたのに、変な気を遣わせてしまった気がしてたんだ」


そっか、枚岡くんもウチのこと考えてくれてたんや。何かちょっとほっこりしたかも……


「もしよかったら……」

「え、何かな?」


口を開いたけど、そのまま止まってしまった枚岡くん。


「もしよかったら、また来てくれた時にサービスさせてもらうよ」

「また行ってもいいの?

 邪魔にならへんかな?」

「邪魔になんてならないから。

 それにオーナーも一度会ってみたいって言ってたし、天宮さえよければ」

「あ、うん……ありがと……」


そこで会話は途切れてしもたけど、また行っていいって言われて、ちょっと嬉しいかも。


「枚岡くん、ひなちゃん、急がないと遅れるわよー」

「はれ?」


葉月ちゃんの声に顔を上げると、ウチと枚岡くんだけほんとにちょっと遅れてた。枚岡くんが遅れるはずはないから、ウチが遅いのに合わせてくれてたみたい……

枚岡くんがちょっとだけこっちを見て早足でみんなを追いつこうとして、ウチも小走りで追っかけた。


教室に戻ると、朝みたいにみんなわいわいとそれぞれに喋ってた。夏休みにどうしてたとか、そんな話が多いみたいやけど、宿題忘れた~!って叫び声も聞こえたりしてる。誰かと思って見たら、前田くんやったけど、それを聞いた何人かは慌てて自分の荷物を確認したりもしてた。

そうこうしてるうちにチャイムが鳴って、みんな自分の席に着いていったんやけど、一向に新さんが来る気配が感じられへん。

5分過ぎたあたりから、みんなもちょっとざわざわし始めた。

ウチも前に座ってる結衣ちゃんの背中をつんつんと突いてみる。


「新さん、来やへんね?」

「まさかどっかで寝てたりして?」

「えー、そやかて、さっきの始業式の時はいたやん」

「でも新さんならあり得るかもよ?」


結衣ちゃんの声に、周りの席の子らもありえるーって笑ってたんやけど……


「おいおい、そりゃないだろー……

 ちゃんとやることやってたっての」

「あ、新さんだ」

「遅いよー」

「あー、分かった分かった、始めるぞ、とにかく静かにしろ」


大げさな身振りでため息をつく新さんやったけど、みんなちょっと笑ってしまってた。


「さて、まず最初に大ニュースからいくぞ」

「大ニュースとか言って、実はたいしたことないんじゃないの?」

「ほう……では阿部以外に大ニュースだ」

「うわ、新さん酷いっ!」

「まあ、阿部は置いといて、入ってきなさい」


新さんが廊下の方に声を掛ける。そういえば、扉開きっぱなしにしてはったけど……

みんなが入口に注目したところで、1人の子が教室に入ってきた。みんなが一瞬固まってしまうくらいにその子の容姿は特徴的やった。

綺麗なストレートの銀髪に、ウチと同じような明るめの青い目、整った顔立ちで、背も高くてスタイルも抜群、それでいて清楚な感じがするっていう何かもうとんでもないレベルの女の子。


「「「「うおおおおおおおお、きたあああああああーーーーーー!!!!」」」」


直後、男子を中心とした大歓声が上がって、教室中すごい盛り上がりになってしもた。女子も見惚れてる子が何人もいるみたい。結局新さんが教室中を回って、ようやく騒ぎを落ちつけたんやけどね。


「はあ、もう何でこんなに疲れるんだよ。

 とにかく転入生だ。

 自己紹介してもらうからしっかり聞くようになー……」


新さん、何かちょっと一気に老けた感じやわ……

PV25000ありがとうございます!


ようやくあの人登場です!

実は男子にするか女子にするかでしばらく悩んでました。

詳細は次話で…

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