表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ソプラノ  作者: BAGO
エネルジコ
74/1013

エネルジコ(10)

[セフィル]:「とりあえず、よく頑張った。今日一日でかなりの力が付いたと思うぞ?」

[吹雪]:「そうですか?」

[セフィル]:「ああ、最後の一撃はなかなかだった。後ろで見ていたが、かなりの衝撃が走っていたぞ」

[吹雪]:「そうですか? 前から撃ち込んでた限りは、全くびくともしてませんでしたけど」

[セフィル]:「今回のバリアは特別仕様だからな。そう簡単に壊されては女子たちも悔しいだろう」

確かに、女子の力が全て合わさって作られたものだしな。

[吹雪]:「みんなのおかげでいい練習になりました」

[セフィル]:「当然のことをしたまでだ。だろう? みんな」

嫌な顔せずにうなずいてくれた。

[繭子]:「ふーちゃんのためなら、吹雪の中でも飛び込むよ~」

[吹雪]:「……つまらないこと言ってるんじゃねぇよ」

[舞羽]:「あははは」

[セフィル]:「今日はこんなところか、みんな、ご苦労だった。今日の練習はこれで終わりだ。帰ってゆっくり休んで疲れを取るといい。明日に休みを挟んで月曜日から、またそれぞれの練習を再開する。そして、15日からは予定どおり、校内合宿を行うからして、それぞれ準備を忘れないように。日にちが近づくにつれ、練習内容もハードになっていくが、みんなで力を合わせて乗り越えていこう」

[全員]:「はい」

[セフィル]:「それじゃあ、本日はこれで解散」

[繭子]:「ふーちゃん、着替えてくるからちょっと待ってて~」

[吹雪]:「へいへい」

[舞羽]:「吹雪くんは着替えないの?」

[吹雪]:「今日は制服持ってきてないんだ。だからこのまま帰る」

[舞羽]:「そっか、じゃあちょっと待っててね」

4人は校舎に向かって歩いていく。

[セフィル]:「……吹雪」

[吹雪]:「何ですか?」

[セフィル]:「チャンスだぞ? 着替え姿を覗く」

[吹雪]:「だから行きませんってば!」

何でそんなに俺に覗きをさせたいの!?


次回、選択肢が入ります。好きな子を選んでいてください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ