表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ソプラノ  作者: BAGO
個別ルート・カホラ ソンス
276/1013

カホラルート・ソンス(5)

[吹雪]:「女性を守るのは男の仕事だよ」

[カホラ]:「……怪我だけはしないでよ? 無理だと思ったら避けてくれていいから」

[吹雪]:「うん、分かった」

では、そろそろ――。

[カホラ]:「あ、ちょっと待って。今のうちにお母さんに連絡を入れておくわ」

[吹雪]:「ああ、そうだね」

地下だから圏外になる可能性もあるし、以前と同じような作りっていうことになると……言わずもがなだ。

[カホラ]:「――ええ、一時間後くらいに、入口があるはずだから。……これでよし、と。これで準備オッケーよ」

[吹雪]:「よし、じゃあ今度こそ」

俺は膝を付き、入口に体を潜り込ませる。

[吹雪]:「じゃあ、先に行くね」

[カホラ]:「ええ、気を付けて」

[吹雪]:「うん。――それ!」

意を決して手を離すと、俺の体はどんどん下っていく。

……………………。

[吹雪]:「も、もうちょっとか?」

前回と同じくらい、滑っている感じがする。結構下っているし、そろそろ出口が見えてもいいはずだが。

[吹雪]:「ん? あそこか?」

徐々に足場らしきものが視界に入ってきた。よし、前回のような失敗はしないぞ。あらかじめ体勢を整えて着地の準備をする。

そして――。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ