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ソプラノ  作者: BAGO
個別ルート・カホラ ソンス
274/1013

カホラルート・ソンス(3)

[場所:学園長室]


――そして練習は何事もなく終了。毎日の積み重ねのおかげで、魔力のセーブも上手くコントロールできるようになり、供給もスムーズになった。これを明日もできれば、きっと儀式は問題なく終えることができるだろう。

[セフィル]:「よし、では行こうか」

[カホラ]:「ええ」

[吹雪]:「はい」

俺たちは学園長の近くに寄る。

…………。


[場所:海風のピアノ近辺]


[セフィル]:「では、また後でな。調べ終わったら連絡をくれ」

[吹雪]:「学園長は見なくていいんですか?」

[セフィル]:「私は仕事があるからな。見たいのは山々だが、年末までに仕上げなくてはいけないんだ。だから、報告だけは忘れないでくれ。それに――二人だけのほうが嬉しいだろう?」

[カホラ]:「ちょ、ちょっと、お母さん!?」

[セフィル]:「私なりに空気を読んだつもりだぞ? じゃあ、私は去ることにする」

ふふっと軽く笑いながら、学園長はそこから去っていった。

[カホラ]:「もう、変なこと言うんだから」

[吹雪]:「でもまあ、二人だけのほうが俺は嬉しいからさ」

[カホラ]:「それはそうだけど……まだちょっと恥ずかしさが残るわね」

[吹雪]:「徐々に慣れていけばいいよ」

[カホラ]:「吹雪はもう慣れちゃってるみたいね」

[吹雪]:「これ以上の羞恥を味わったから」

[カホラ]:「ああ、そういえばそうだったわね」

[吹雪]:「今となっては、良い思い出だよ」

[カホラ]:「ふふ、そうね」

[吹雪]:「早速行こうか。メモは持ってきてる?」

[カホラ]:「もちろん、しっかり写してあるわ」

二人でメモを眺める。

[カホラ]:「神殿から少し南東にある森の中の二つの岩がある場所に第2のストーンサークルが隠されているみたいね」

[吹雪]:「そこに入口が隠されているんだね」

[カホラ]:「ええ、行ってみましょう」

[吹雪]:「うん」

地図を見ながらそのポイントへと向かう。

…………。


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