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ソプラノ  作者: BAGO
個別ルート・カホラ アモロサメンテ
260/1013

カホラルート・アモロサメンテ(5)

……………………。

[吹雪]:「さすがの存在感だな」

いつどんな時に来てもそう思えるから、神殿というに相応しいのかもしれない。ここは海風のピアノが設置されてる神殿か。今は冬だから涼しさは伝わってこないが、でもここの北風は何となく爽やかな感じがする。

神殿の中には入れないから、外観をチェックしてみるか。桜花、風花と何もなかったから、きっとここも何もないと思うんだが……。

[吹雪]:「そんな油断が命取りになるのは避けなければ」

俺は外観を舐めるように観察する。

……………………。

どうやら俺の予感は悪い意味で当たったらしい。前回、前々回と同様、特に手掛かりらしい手掛かりは見つからなかった。あったのはあまり目立たない外壁の細かな傷くらい。でもまあ、これでここにはストーンサークルは隠されてないってことが分かったわけだし、ポイントを一つ減らすことはできたか。俺も向こうに戻って探すとしよう。

[吹雪]:「じゃあ、お邪魔しました。失礼します」

言う必要はないのかもしれないけど、一応頭を下げておいた。特に理由はない。

……………………。

[吹雪]:「どうだ? そっちのほうは?」

[祐喜]:「まだ目立って怪しいところはないかなー、すごく土の質感が良いってことは分かったけど」

[吹雪]:「了解した」

[祐喜]:「分かったらすぐに知らせるよ」

やっぱり一人よりもこっちのほうが頑張れる気持ちになるな。俺も精一杯探すぞ。

……………………。

…………。

……。


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