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カホラルート・アマービレ(2)
――そして午後。
[場所:図書室]
[カホラ]:「これが、ネレス時代の資料ね」
[吹雪]:「全部で、3冊ですね」
[カホラ]:「実際のところ、どうなのかしら? お母さんから話を聞く限りでは、そこまで内容の違いはないみたいだけど」
[吹雪]:「そのようですね。でも、今は次への手がかりがないから、読んでみるしかないんですよね」
[カホラ]:「そうなのよね、頑張ってみましょうか」
[吹雪]:「こっちのほうは、俺も読んでみます」
幸い、学園長がくれた資料には、日本語で書かれた資料もある。これなら、俺でも読むことができる。
[吹雪]:「手分けしてやりましょう」
[カホラ]:「ええ」
俺たちは資料に目を通す。
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