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ソプラノ  作者: BAGO
個別ルート・カホラ ピウ
238/1013

カホラルート・ピウ(18)

[吹雪]:「すごかったです、先輩の中は」

[カホラ]:「あ、ありがとうでいいのかしら? 自分ではよく分からないんだけど」

[吹雪]:「分からないのは当然だと思いますよ。善し悪しを決める場なんてないんですから」

[カホラ]:「そうね。吹雪がよかったなら、それだけで嬉しいし」

[吹雪]:「今更ですけど、痛みは大丈夫ですか?」

[カホラ]:「ちょっとヒリヒリしてるけど、痛くはないわ。血も止まってたみたいだから、大丈夫だと思う」

[吹雪]:「それはよかったです」

[カホラ]:「……私も、よかったわよ、吹雪の」

[吹雪]:「え?」

予想外の発言に、びっくりしてしまう。

[カホラ]:「最初はね、結構不安だったの。本当にこういう行為で、気持ちいいって感じることができるのか。でも、実際にしてみたら……すごく、よかった。吹雪の全てが、私に流れ込んでくるみたいな気持ちになって。究極の愛情表現ってことがよく分かったわ」

[吹雪]:「伝わってましたか? 俺の先輩の想い」

[カホラ]:「ええ、とっても。全部、受け取ったわ」

そしてにこりと微笑んで。

[カホラ]:「大好きよ、吹雪」

[吹雪]:「俺も大好きです、先輩」

――俺にとって、人生最高のクリスマスプレゼントをもらった瞬間だった。


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