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ソプラノ  作者: BAGO
個別ルート・カホラ ピウ
236/1013

カホラルート・ピウ(16)

[カホラ]:「ん……ちゅ、んん」

[吹雪]:「ん……」

[カホラ]:「ん……ぷはっ、はあ……はあ……息をするの、忘れちゃいそうになるわね」

[吹雪]:「はい。でも……ずっと、していたい気分になります」

[カホラ]:「本当? 私も、吹雪の熱が私に伝わってきて、心がつながってるような気分になるの」

[吹雪]:「つながってますよ、俺たちは。心の深いところで」

[カホラ]:「ふふ、さっきからお互いに、恥ずかしいことをすごく口にしちゃってるわね」

[吹雪]:「さっきも言いましたけど、本当に吹っ切れちゃってるみたいで、思ってること全て言わないと気が済まないというか」

[カホラ]:「気持ちはすごく分かるわ。言わないでいられないのよね、全部を知ってほしいような、そんな感覚」

[吹雪]:「それだけ、お互いを愛し合えてるってことですね」

[カホラ]:「うん、違いないわね。――ねえ、吹雪、また、お願いしてもいいかな?」

[吹雪]:「遠慮しないで、どんどん言ってください。クリスマスなんですから、好きな人のお願いは全部叶えてあげたいです」

[カホラ]:「そういう優しいところ、本当に大好きよ。ありがとう、吹雪。お願いっていうのは、さっきと同じキスなんだけど……その、もうちょっと激しいのをしてみたいというか」

[吹雪]:「あれ、ですか? 外人とかが映画でやってるような」

[カホラ]:「そう、普通のキスであんなにすごいんだから、激しいのはどんな気持ちになるんだろうって……ダメ、かな?」

先輩の探究心は、こういうところにも出てくるのだろうか?

[カホラ]:「嫌なら嫌って言ってくれていいから。吹雪の嫌なことは、私はしたくないから」

[吹雪]:「そんなこと、ありませんよ」

安心させるように、俺は笑顔でそう返した。

[吹雪]:「先輩がしたいことは、俺のしたいことでもあるんです。だから、絶対に嫌じゃありません。むしろ、俺もちょっと興味があります」

[カホラ]:「吹雪も、興味あるんだ」

[吹雪]:「それはもちろん。だって、相手が先輩なんですから、先輩が言い出さなかったら、俺が言ってたと思いますし」

[カホラ]:「そうなんだ、ふふ、何だか嬉しい」

俺の大好きな、優しい笑みを浮かべてくれた。

[吹雪]:「どう、しましょうか?」

[カホラ]:「今度も私からするわ。吹雪はさっきと同じようにして」

[吹雪]:「分かりました」

先と同じように瞼を閉じる。先輩の手が、今度は首のほうに回される。そして――。

[カホラ]:「ん……」

今日三度目のキス。しかし、前の二回とは変化がある。


――すみません、ここまでが全年齢の限界だと思われます。

なんで、申し訳ないですが、この続きは「ノクターンノベルズ」のほうに掲載させていただきます。

この部分を読み飛ばしても、内容に影響は出ないはずなので、ご了承ください。

この続きに興味があれば、読んでいただけると光栄です。

よろしくお願いします。

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