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ソプラノ  作者: BAGO
個別ルート・カホラ プレスト
211/1013

カホラルート・プレスト(10)

[場所:地下空洞]


[吹雪]:「やっぱり狭いですね、この道も」

[カホラ]:「そうね。それに、結構先が流そう」

[吹雪]:「先の道が真っ暗ですからね、気を付けていかないと。この狭い道も、人に気付かれないようにするための工夫なんですかね?」

[カホラ]:「かもしれないわね。でも、ちょっとこちら側からすると厳しい道かも」

[吹雪]:「早く出れるように頑張りましょう」

[カホラ]:「ええ。でも、頭とかぶつけないように気を付けながらね」

[吹雪]:「そうですね……いてっ!」

飛び出した上部の突起に頭をぶつけてしまった。

[カホラ]:「だ、大丈夫? 吹雪」

[吹雪]:「は、はい。すいません、言ったそばから」

[カホラ]:「しょうがないわよ、暗いんだから。注意していきましょう」

[吹雪]:「はい」

慎重に、ちょっとずつゴールを目指したほうがよさそうだ。

[吹雪]:「今思ったんですけど、この抜け穴はさっきのものとは少し違うようですね」

[カホラ]:「分かるの?」

[吹雪]:「今頭をぶつけた突起が、岩みたいに固かったです」

[カホラ]:「そういえば、全然気にしてなかったわね」

先輩は上の部分をちょっと撫でた。

[カホラ]:「確かに固いわね、本当に岩か何かなのかしら?」

[吹雪]:「さっき滑ってきた入口には、突っかかりはなかったですからね」

[カホラ]:「そうね、材質は違うかもしれないわね。できれば、出口は階段とかにしてほしかったけど」

[吹雪]:「楽をするなってメッセージ何ですかね? 先人たちの」

[カホラ]:「なかなか厳しいわね、言うとおりにしましょうか」

[吹雪]:「そうですね」

……………………。


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