203/1013
カホラルート・プレスト(2)
[セフィル]:「――よし、では行こうか」
[カホラ]:「ええ」
[吹雪]:「お願いします」
[セフィル]:「うむ、じゃあ二人とも目を閉じ、私の方に集まってくれ」
[カホラ]:「ええ。…………」
[吹雪]:「…………」
[セフィル]:「――エル・エルプリウス。……………………はっ!」
……………………。
[場所:風花のピアノ近辺]
[セフィル]:「よし、着いたぞ」
[吹雪]:「……本当だ」
目を開けると、青々とした自然の中にいた。
[セフィル]:「で、ストーンサークルがある場所だが。向こうにたくさんの木が見えてると思うが、そこに入口があるんだ。さあ、ついてくるんだ」
[カホラ]:「行きましょう、吹雪」
[吹雪]:「はい」
…………。