表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ソプラノ  作者: BAGO
個別ルート・カホラ レント
180/1013

カホラルート・レント(17)

[カホラ]:「うーん、なるほど……今までみた模様とはまた違うわね」

[吹雪]:「そ、そうなんですか?」

[カホラ]:「ええ、こうして目にするのは初めて。きっとかなり特殊なものなんだと思うわ」

[吹雪]:「やっぱり、ピアノを保護するものだからですかね?」

[カホラ]:「おそらくね」

[吹雪]:「う……」

[カホラ]:「ん? どうしたの? 吹雪」

[吹雪]:「いえ、何でもないですよ」

気にしないようにしたいんだが、どうしても気になってしまう。だって、押しつけられてるんだもの。感触がするんだもの。感覚をなくさない限り無理だ。

[吹雪]:「耐えろ吹雪、大丈夫だ、理性を保て……」

[カホラ]:「これは、メモを取っておいたほうがいいわね。吹雪、ちょっと頭を借りるわね」

[吹雪]:「は、はい、どうぞ」

先輩はポケットから手帳のようなものを取り出し、サラサラとペンを走らせ始めた。

[カホラ]:「向こうのほうはどうなってるのかしら? 吹雪、場所を移動することってできる?」

[吹雪]:「はい、多分できると思います。反対側ですか?」

[カホラ]:「ええ、確なストーンサークルを写しておきたいから」

[吹雪]:「分かりました、落ちないように気をつけてくださいね」

[カホラ]:「ええ、分かったわ」

俺の頭に手を乗せて体を安定させる。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ