表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ソプラノ  作者: BAGO
個別ルート・カホラ ジョコーソ
161/1013

カホラルート・ジョコーソ(9)

[吹雪]:「――エル・エルフィリード・グラディアス。光の精よ、我の力となり、一筋の煌めきを与えん。――ホーリーカルム!」

そしてソロパートは最後のカホラ先輩に。マユ姉よりもアップテンポの曲調を感じながら俺は舞羽に魔力を与える。この後はおそらく、また四重奏に戻るだろう。もう一息だ、頑張れ、俺。

[セフィル]:「いいぞ、もう少しだ吹雪」

[フェルシア]:「頑張って、吹雪くん」

二人の応援に励まされながら俺は詠唱に心血を注ぐ。

[セフィル]:「よし、詠唱停止」

パートは最後の四重奏に入った。最初と同じ、ゆっくりとしたメロディーが紡がれていく。四人の息はピッタリで、淀みはほとんどない。多少の間違いはあっても、取り戻せる程度だ。徐々に、音量も小さくなっていく。

そして――余韻を残し、メロディーは終わりを迎えた。

それと同時に――。

[セフィル]:「ふ、吹雪!?」

俺の記憶も飛んでしまった。

……………………。

…………。

……。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ