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ソプラノ  作者: BAGO
個別ルート・カホラ ジョコーソ
156/1013

カホラルート・ジョコーソ(4)

[吹雪]:「今更だけど、二人ともちゃんと弾けそうか?」

[舞羽]:「自分のパートはバッチリ。だけど、みんなと合わせるのは初めてだからそこが少し不安かな」(舞羽)

[吹雪]:「やっぱりそうだよな。でも、チームワークなら抜群だろうしきっと大丈夫だろう」

[舞羽]:「うん、頑張るよ」

[聖奈美]:「そういうあなたは? ホーリーカルム、マスターしたんでしょうね」

[吹雪]:「遠距離からっていうのは初めてだけど、練習ではできるようになってきたよ。上手くいくように頑張るから、見限らないでくれ」

[聖奈美]:「べ、別に見限りなんてしないわ。あなただってあたしたちと同じよ、今ある力を存分に出すだけよ。ま、あなたの力を借りないのが一番の理想なんだけど」

[吹雪]:「それってつまり……お前の力なんて誰も必要としてないってことか?」

[聖奈美]:「何でそんなに悪い方向に持っていくのよ、ノーミスでクリアしたいってことを言ってるの、誰もあなたのことをそんな風に思ってないわよ」

[吹雪]:「そ、そうか? なら、安心した」

[聖奈美]:「ちょっと不安になってきたわ……」

[セフィル]:「待たせたな、では二人も行こうか」

[舞羽]:「はい。吹雪くん、一生懸命やろうね」

[吹雪]:「おう」

[セフィル]:「じゃあ吹雪、少しの間待っていてくれ」

[吹雪]:「分かりました」

詠唱が終わり、4人はその場からいなくなった。

こうやって一人で待っていると、若干緊張が表に出てしまうな。とりあえず、力まないようにしないと、こんな時に暴発なんてしたら大惨事に成りかねない。力をキープして、精神を集中させることを忘れないようにしないと。

[吹雪]:「よし、やるぞ!」

俺は気合いを入れた。


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