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ソプラノ  作者: BAGO
個別ルート・カホラ アンダンティーノ
134/1013

カホラルート・アンダンティーノ(9)

[場所:図書室]


[吹雪]:「お待たせしました」

[カホラ]:「あ、いらっしゃい」

手をパタパタと振りながら。

[カホラ]:「大丈夫だった? 抜け出してきたみたいだけど」

[吹雪]:「あれ? 聞こえてました?」

[カホラ]:「電話越しに繭子先生とかの声が聞こえてたし、みんな集まってるんだろうなって思って」

[吹雪]:「先輩、耳がいいんですね」

[カホラ]:「実はそうなのよ。――おっきい声だったから誰でも気付けることでしょうけど」

[吹雪]:「あはは。でも、問題ないですよ、みんな送り出してくれましたから。杠には迷惑はかけるなって注意されましたし」

[カホラ]:「迷惑かけてるのは私なんだけどねー」

[吹雪]:「厳しいのは俺にだけですから。特に問題はないと思いますよ」

[カホラ]:「そう?」

[吹雪]:「はい。それに俺も、先輩の調べてることに興味が湧いてましたから」

[カホラ]:「嬉しい言葉、ありがとう」

[吹雪]:「本当のことですから」

[カホラ]:「ふふ、じゃあ、ちょっと手伝ってもらおうかしら」

[吹雪]:「はい、了解です」

先輩の後ろについて、本のあるところに向かう。

[カホラ]:「そういえば、分かったことがあるんだけどね」

[吹雪]:「はい」

電話で言ってたことか。


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