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ソプラノ  作者: BAGO
カランド
101/1013

カランド(27)

[場所:図書室]


入ってすぐだった。

[繭子]:「あ、あった」

図書室の中央にある机の上に、書置きと共にキーホルダー付きの鍵が置いてあった。

[フェルシア]:「落し物って書いてあるわね」

[繭子]:「そっか、ここに落ちてたんだ~。あ~見つかってよかった~」

心底安心した様子でマユ姉は鍵を閉まった。

[吹雪]:「掃除してる最中に誰か拾ってくれたんでしょうね」

[フェルシア]:「そうね、落し物って書いてくれてるわけだし。親切な人だったのね」

とりあえず、見つかって何よりだ。

[吹雪]:「もう無くすなよ? マユ姉」

[繭子]:「うん、肌身離さず持ってるよ~」

――最後は随分とあっけなく、鍵は見つかった。まあどんな形であれ、無くしてしまったわけではないからいいとしよう。

[繭子]:「ふーちゃん、フェル、手伝ってくれてありがとう」

[吹雪]:「まあ自分家のことだからな」

[フェルシア]:「いいのよ、見つかってよかったわね」

こんな顔されたら、何にも言えないよな。


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