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トランプの相手として連れてきたのは
「これとこれ」
ヘレンと一緒に神経衰弱をしていた。トランプはコバヤシから購入していた。
「当たりだな」
「やったー」
ヘレンははしゃいでいた。
「ヘレンは17。パパは9だからヘレンの勝ち。パパ、今度は違うのを教えて」
困ったな。トランプで2人のは思いつかないな。ポーカーをやらせたくはないし。
「どうしたの?」
「2人で遊べるのはこれしかないんだ」
「そっか・・・!誰か増えればいいの?」
「まぁ3人なら―――」
「探してくるーーー」
ヘレンは出て行ってしまった。まぁ今日はヘレンの誕生日。誰か来てくれるだろう。少し待ってくるとヘレンが帰ってきた。
「連れてきたよーーー」
「こんばんわ」
連れてきたのは侯爵だった。
「会合があるんじゃ?」
「会合は明日でもできるけど、娘は今日しかいないのだから、優先するに決まっているわ」
そうか。
「それじゃあ。3人でしようか?」
「うん」
「お手柔らかに」
しばらく3人で遊んでいると
「zzz・・・っは!・・・zzz・・・」
ヘレンが舟をこいでいた。
「もう寝ようか?」
「まだ・・・」
すごく眠そうだ。
「お開きにしましょう」
「そうだな」
ヘレンをベットに寝かせた。
「私も一緒に寝ようかしら?」
「勘弁してくれ」
「ふふふ。それでは」
侯爵は出ていった。さて、俺も寝るか。灯りを消して眠りについた。




