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気持ちはわかる(エリス視点あり)

お誕生日会がお開きになり俺たちは帰ろうと屋敷を出ようとしていた。するとヘレンがやってきた。


「どこにいくの?」


「帰るところだけど???」


「今日一日パパだから、ここにいて」


目をウルウルさせてきたので断わりずらかった。


「ヘレンちゃんあのね」


ティアが代わりに断ってくれるらしい。


「ヘレン、誰かと一緒に寝たことないんです。だからパパにお願いしたいです・・・」


「「!っ」」


「・・・カズマサ、あんたここに残りなさい」


「へ?」


「そうです。ヘレンちゃんの一日パパなんですから、残るべきです」


どうした急に?


「じゃあ、私たちはこれで」


「失礼しますね」


さっさと行っていしまった。







私たちはカズマサを置いてきた。なぜならヘレンの気持ちがよくわかったから。


「ティアは反対するかと思ったわ」


「小さい時の1人で寝る寂しさはわかるので」


私と同じ理由だったのね。そういえば、母親が亡くなって父親がくるまで一人暮らししていたって言っていたわね。


「そういえば」


「ん?何?」


「さきほど、カズさんと何を話していたんですか?」


さっき?・・・っは!


「何でもないわよ」


「隠しごとですか?」


あの話なんてティアには話せないわ


「あなただって、朝カズマサとどこかに行ったって聞いたわよ」


「私は食材探しに行っただけです」


「すごいおめかししていたって?」


「それは・・・」


何?ほんとに何かあったの⁉


「お互いに内緒でいかがでしょうか?」


気になるけど、私も話せないし


「・・・わかったわ」


「ところで、カズさんは大丈夫でしょうか?」


この言葉だけで侯爵のことだとわかった。


「ヘレンや使用人が一緒だから大丈夫でしょう」


さすがに娘がいて、やましいことはしない・・・はずよね?


「「・・・」」


なんか不安になってきた。


「朝、迎えに行きましょうか?」


「そうね。それがいいわ」


今日は早く寝ようと思った私たちだった。

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