表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
68/189

少しかわいいですね(複数視点)

カズマサとバストールがいなくなり、ティアとエリスVS子爵配下の黄軍&バストールの手下という構図になっていた。


「あの箱を取り返せば・・・」


「ぐへへ。いい体してるな」


「顔も美人だしな」


男たちは勝ったときの妄想で頭がいっぱいだった。そんな態度にイラついていた。


「お前たち早く、箱を取り戻せ」


「子爵、大丈夫ですよ。あの娘たちを見てくださいよ」


「貴様ら・・・」


子爵はいまだに体に魅了されていると思い憤った。


「違いますよ。巨乳ヒューマンの方は杖を、貧乳エルフは弓を持っています」


「???」


武術にまったく心得がない子爵はわからなかった。


「・・・あの2人は遠距離専門ということですよ」


「おお!そうか。近距離で戦えば・・・」


子爵もやっと理解した。


「俺がいただくぜ」


バストールの手下の1人が抜け駆けをした。


「アクアプリズン」


「ゴボゴボ」


しかし、水で覆われ、息苦しそうだった。そして気絶したら解放された。それを見た他の者たちは警戒した。


「まさか、恐れをなしたのか。お前たちには金を支払っているんだ。金の分しっかり働け」


男たちは内心うんざりしていたが、今好き勝手できるのはこの子爵がついているからだと思い出した。


「おい、お前が行け」


「はぁ?なんで俺が?こいつに行かせろよ」


「盗賊如きが黄軍の俺に命令する気か?」


男たちは内輪揉めをし始めた。


「静かにしろ」


剣抜き、大声を上げたのはゴードン。子爵の領地に駐留する黄軍の少尉で隊長でもあった。


「これでは同士討ちが始まってしまう。どうだろう?ヤル順番はくじ引きで決めるのは?」


「「「・・・」」」


このもめ事は箱を取り返した人物が娘2人を最初に自由にしていい、ということから始った。だからゴードンはとりあえず娘を全員で襲い、後で順番を決めようと提案したのだ。


「その提案のった」


「俺もだ」


「俺も」


男たちはゴードンの提案に賛成した。


「ということなので、順番の決め方を変更してもよろしいですか?」


ゴードンは子爵にお伺いを立てた。


「好きにしろ」


元から宝石にしか興味のない子爵は提案を許諾した。


「ていことになったから、覚悟しろよ小娘たち」


舌なめずりしながら、ゴードンは言った。


「覚悟が必要なのはあなたたちでしょ?」


「いい度胸だ。やれーーー」


ゴードンの掛け声とともに黄軍とバストールの配下は突撃をした。


「アクアプリズン」


「#$%’$’」


「’%%$&#」


(ヒューマンの女は危険だから俺はエルフを狙う)


「うぉぉぉぉx」


黄軍の1人がエリスに飛びかかろうとした。


「くらいなさい」


男の首筋に矢がかすった。


「残念だ・・・った・・・な?」


(体が重い?いや、痺れて動かせない)


男は地面にダイブした。


「私の矢の先には麻痺薬を塗ってあるわ」


エリスは次々と矢を放った。


「ごぉぉぉぉ」


ゴードンがエリスに向かって突撃をしてきた。


「矢が・・・」


エリスはゴードンを撃退しようとしたが矢筒に矢は残っていなかった。


(チャンスだ)


ゴードンはスピードを上げた。


「矢のない弓兵なんぞ恐るにたらず」


ゴードンはなるべく傷つけないように剣を鞘にしまった。


「なめられたものね」


(矢のないお前なぞ、なめるしかないだろ)


ゴードンはニヤついていた。もうすぐゴードンの手がエリスに届きそうになった時


「フン」


「ぐぉぉ」


弓でゴードンの顔を殴った。その後は腹や足など様々なところを攻撃した。


「貴様・・・弓で・・・」


「矢がなくなって戦えないと思ったのがあんたの敗因よ」


「お・・・の・・・れ・・・」


ゴードンは倒れた。








「おい、お前たちしっかりしろ」


私たちの攻撃で子爵配下の者たちは戦闘不能になりました。


「まったく、痺れさせるんじゃなくて、殺してしまえばもっと楽だったのにな」


カズさんから殺すなと言われて、私たちは致命傷にならない程度で戦い勝利しました。


「ティアあんたも大変だったでしょ?」


「はい。でもカズさんに嫌われたくはありませんから」


「はぁ~あいつといると疲れるわね」


エリスさんはやれやれといった態度でした。


「なら、分かれますか?」


でも私は知っているんですよ。さっきの攻撃はカズさんから教わった技だと。『弓で攻撃なんてありえない』『弓がゆがむ』なんて文句いいながら嬉しそうに習っていたのを。なので、少し意地悪な質問をしてみました。


「そんなこと言っていないでしょ」


エリスさんも色々言いますがカズさんの好きですから、わかっていました。


「ねぇ?」


「なんでしょう?」


エリスさんの声のトーンが変わりました。


「ティアは・・・その・・・カズマサを独占したいって思わないの?」


何を言うのかと思いましたがそんなことですか。


「そうですね。その気持ちがないと言えば嘘になります」


「やっぱり・・・」


小さい声でしたが私には聞こえました。でも安心してください。


「私はエリスさんも一緒の方が楽しいと思っていますよ」


「えっ?あっ!そうなのね」


焦っているエリスさんは少しかわいいですね。


「はい」


「こんな話しないで早くこいつらにシールリングつけて」


「縄で捕縛しましょう。ところで子爵様?」


「え?はい?」


「逃げようとしても無駄ですよ」


「見逃してくれ~」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ