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デスマーチ発生地候補

「デスマーチの発生する日時と座標がかかれているんですか?」


「デスマーチの出現の預言なんて国家機密モノよ。どうして私たちにもしかして罠?」


「あいつはそんなことするやつじゃないよ」


「信頼されているんですね?エリスさん、疑ってはいけませんよ。カズさんのライバルなんですから」


「そうだったわね。ライバルだものね」


?何か違和感があるが。まぁいいか。


「で、問題はどこに行くかだ」


「?紙に書いてあるって言ったじゃない」


「デスマーチの出現予定はいくつか候補があるみたいですよ」


「そうなの?知らなかったわ」


「私も母から聞いた話で正確かわかりません」


ティアのお母さんは色々なことも知ってて有名でどんな人だったんだろう?いや、今考えるのはそこじゃない。


「俺、この世界の座標に詳しくないからどこかわからないんだが、ティア、エリスわかるか?」


ティアとエリスに見やすいように紙を置いた。ティアは地図を持ってきてくれた。


「えっと・・・ここはレファンの南の方で・・・こっちはメラーゼから西に行ったところですかね?」


エリスはガタンと音を出し倒れた。そしてガタガタと震えはじめた。


「ティア、何か飲ませてやってくれ」


「はい。少々お待ちください」


ティアは台所に行った。俺はエリスの頭を撫でていた。


「お待たせしました。落ち着く匂いのハーブティーです」


エリスは無言で受け取り、少しずつ飲んでいた。


「ごめんなさい、取り乱して」


「どこか思い入れのあるところが予定地にあるのか?」


あの反応から間違いないと思う。エリスはマークのついた所を指さし


「ええ。ここは・・・私の故郷、フローデン大森林よ」


「あっ・・・」


ティアの反応から間違いないな。


「ですが、可能性は18%で第3位ですから・・・」


ティアは励まそうとしていたがエリスの表情は変わらなかった。


「エリス、フローデン大森林までここからあと37日で着くか?」


「行ってくれるの?」


「もちろんだ」


ティアも頷いていた。


「他に可能性が高いところあるわよ」


「そこはノブたちが行くから大丈夫だろ」


「そうですね。軍が出動してくれますから」


「おい、そんな顔をいつまでしているんだよ。故郷に帰るんだから、もう少し嬉しそうにしろよ」


「デスマーチが来るかもしれないのに笑えって最低・・・」


まずい。言葉を間違えた。


「すま―――」


「あーーー。こんなの私らしくないわ」


「エリスさん」


「心配かけてごめんね。もう大丈夫。フローデン大森林までの道のりだったわね」


エリスは地図を見て


「ここからなら、20日くらいで着くと思う」


なら、余裕でたどり着けるな。


「今後の方針は決まった。俺たちはフローデン大森林を目指すぞ」


「はい」


「お腹も空いたし夕飯にしようか?」


「すぐに準備しますね」


ティアは台所に向かった。


「カズマサ」


「ん?」


俺が振り向くと


「ありがとね」


頬にエリスがキスをした。


「ティア、私も手伝うわよ」


エリスは台所に行き、俺1人リビングに取り残された。

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