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第一競技
「第一競技はじゃんけんだーーー」
タケダお前、ノリノリだな。ティアとエリスがこちらを見ていた。仕方ない説明するか。
「俺とあいつの親は敵対しているんだよ」
「それはタケダってやつに聞いたわ」
「そうか。だが俺は戦う気はなかったんだが、ノブはしつこくて、話し合った結果、戦う競技をお互いに箱に書き、第三者の人間に審判を頼んで勝負することにしたというわけだ」
家の中まで入ってこようとしたときは焦ったな。
「なるほどね」
「理解しましたわ」
納得してくれたようだ。
「だけどじゃんけんはしょぼくない?」
「いいんだよ。絶対勝てるし」
「あんたが書いたんかい」
痛い、叩くなよエリス。
「頑張ってください応援しています」
ティア、ただのじゃんけんなのでそんな態度はやめてください。
「両者、準備はよろしいですか?」
西園寺と対峙して立った。
「最初はグー。じゃんけんぽん」
俺がグーでノブはチョキだった。
「俺の勝ちだな」
「くそ。また負けた。なんでだ?なんでいつもじゃんけんは負けるんだーーー」
お前最初は絶対チョキ出すからな。
「では、次の対決は―――二人三脚 『ランダム』だ」




