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強者との戦闘
「鍵だ。」
奪った鍵を持ってティアたちの元に駆け寄り、エルフたちのシールリングを外した。
「ぐぬぬぬ。おい、敵は1人じゃなかったのか?」
「ひぃぃぃ。たしかに、1人だったはず・・・」
男爵は顔を真っ赤にして怒っていた。
サプライズで隠れていたおかげでティア1人だと勘違いしてくれたようだな。おかげで男爵のそばに行くのは楽勝だったな。
「貴様ら何者だ?」
「悪党に名乗るとでも?」
「ふざけているのか」
「さぁな?」
「正義感だけで行動する愚か者どもが。かまわん全員殺してしまえ」
「殺すんですか?」
「このわしに歯向かった奴らを生かせと?」
「楽しんでから殺せばいいかと」
そう言った兵士は男爵に切られた。
「他に意見があるやつはいるか?」
「襲撃者並びにエルフを殺せぇぇぇー」
兵士たちがエルフとティアの方に突撃した。
俺が男爵の近くにいるのに守らないのか?と思っていると剣が俺に向かってきたので槍で防いだ。
「おー、よく防いだな」
髪はボサボサで髭を生やした男が男爵を守っていた。
「ビスマルク、早くその男を殺せ」
「命令されたちまったし、やるか坊主」
この中でこの男が一番強い。俺は気を引き締めてた。




