サーチで見つけたのは・・・
モースタウンを出て街道を魔物を倒しながら、進んでいた。
「なんか魔物が強くなってきたな」
「オレンジゾーンからイエローゾーンに切り替わったのかもしれませんね?」
この世界では七つのゾーンに分かれているらしい。レッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、インディゴ、パープルでレッドが最も安全な地域、パープルが最も危険な地域を示しているらしい。安全なゾーンにも特異点という場所もあるらしいガルド樹海も特異点でインディゴゾーンに区分されるらしい。(ティアのお父さんがいなかったらやばかったな)
「よし、こいつで最後だな」
魔物を倒して一息ついた。
「魔物はもういませんか?」
「ちょっと待ってくれ。サーチ。ん?これは・・・」
最近サーチの精度が上がり、人間と魔物の区別ができるようになった。
「人間と・・・なんだ?魔物でも人間でもないものがいるな」
いままで感じたことのない気配だ。
「それは、エルフか獣人、竜人もしかしたら魚人かもしれませんね」
「この世界には人間以外もいるんだな」
「ええ。昔はもっといたらしいですが、絶滅していしまったそうです」
弱肉強食の世界の理か。さて、この状況どうするかな?
「こんなところにエルフがいるとはなぁ」
「しかも1人とかラッキーだぜ」
「平野にいるエルフなんて陸にいる魚みたいなものだ」
「・・・」
エルフは3人の男たちと対峙していた。エルフは矢を打った。
「いてぇぇー」
「矢は打ったら、次を構えるのに時間がかかる。そこが狙い目だ」
エルフは蹴飛ばされた。
「さすがアニキ、頭いい」
「おうよ」
「アニキ・・・」
「仕方ねえな」
「うぎゃあー」
矢を抜いた。
「もう少し優しくしてくれてもいいじゃないですか」
「男に優しくしてなんの得があるんだよ?昨日作戦会議サボって娼館行っていたの知ってんだぞ」
「げっ、バレてたんですか?・・・」
「まったくこいつは・・・。まぁいい。今はこいつを拘束して―――」
男たちは次々と倒れて行った。
「上手くいったな」
俺が投げた石が見事に当たった。
「この距離でよく当てましたね」
「練習の賜物ってところかな?」
集団で戦うのに身近にあるものを使うのは基本だからな。
「あっ、エルフさんどっかに行ってしまいますね」
「あれだけ動ければ大丈夫だろう」
「残念でしたね。エルフとお近づきになれなくて」
「そんなこと思ってないよ。そもそもティアが助けてあげたいって言ったんだろ?」
「そうでしたね。すみません」
よかった。今回は怒っていないようだ。
「さぁ、あいつらが起きる前に俺たちも行こう」
「はい」
俺たちは気絶している男たちを横切り、先に進んだ。




