モースタウン
「誰だ貴様らは?」
門番はなんだかピリピリしていた。
「俺たちは誘拐された子どもを救出し、届けてに来た」
「なんだと・・・」
門番はこそこそと話し1人は街に入っていた。
「確認しても?」
門番は急に下手に出てきた。
「ああ、かまわない」
門番は馬車を開け、話をして閉めた。
「案内しますのでついてきてください」
門番に連れられ、大きな建物に着いた。そこにはオレンジ色の鎧を着た集団が待っていた。
「今回子どもたちをお救いいたただきありがとうございました。私はジグベールと申します」
「俺は東城和正、彼女はユースティア・アルバインだ」
「アルバイン?まさか・・・」
「あの魔女が?」
「よく見ろ。『冷笑』にしては若すぎる。娘だろう」
兵士たちは彼女の名前を知り、話ていた。
「貴様ら今はこのお方たちに礼をしなければならない時に私語をするな」
ジグベールが一喝すると兵士は静かになった。
「部下が申し訳ございません」
ジグベールは頭を下げ、謝罪した。
「そんなことより、子どもたちを保護してもらいたいのだが?」
いつまでも馬車の中では窮屈だろうし。
「そうでした。おい」
ジグベールが指示をし、馬車から子どもたちを出された。
「後は任せた。行こうティア」
「はい、カズさん」
「お待ちください。王都に来てください。国王様から褒賞が貰えるはずです」
「悪いがそれは無理だ」
「なぜです?」
「あんた聞いたころないか?異世界から来た人間が王に逆らった話を」
「まさか・・・あなたが?」
「ああ、そうだ。だから今回のことはあんたたちの手柄ってことにしてくれ」
こうした方が丸く収まるだろう。
「「「ありがとう。お兄ちゃん、お姉ちゃん」」」
子どもたちに手を振られたので手を振り返して、その場を去った。
「無事に子どもたちを返してあげられてよかったですね」
「ああ、やっと肩の荷が下りたわ」
「そうですね。緊張の糸が切れた気がします」
「何か美味しい物でも食べに行くか」
「そうですね。行きましょう」
「ところでティアのお母さん、有名人なの?」
「あ・・・そうみたいです。若い頃すごく派手だったらしくて・・・」
いや派手なんて言葉じゃ足りなさそうだったような?
「おや?もしかして東城氏では?」
ん?誰か俺を読んだか?
声の方向を見ると、見知った人がいた。
「小林無事だったか」
「それは拙者のセリフでござる」




