STORY5 ♀面談
「ひゃ・・・」
いきなりドアが開けられた
さっき、目が合ったんだよね・・・
多少、ドキッとしたのは自分の顔だからかな?
「お前、≪佐藤優奈≫だよな」
――面談
げっ・・・
やっぱ気づかれてたか〜
「んじゃ、あんたは≪高橋圭≫よね?」
・・・・。
「あぁ。」
「うぅ、、ん〜〜〜〜〜〜」
やばい、
なんか涙が出てきた・・・。
やっぱ強がってたのかもしんない、
頭がこんがらがってたから―
パフッ
「泣くな、
こっちだってそれなりにパニくってんだよ。
安心しろ」
抱きしめられてた
んで、頭を撫でられてた
・・・・やっぱ暖かいな
あたしが泣き止んでから圭が
「これからどうするよ」
そーいや全然考えてなかった
「この姿じゃ家帰れないよね。」
「まぁ家、隣だしあんま関係ねぇーけど」
「!
だったらさ、明後日の夏休みからね、みんな父さんの所行くのっ!
あたしはクラブもあるし、残ることになってるからー
あたしんち来れば?」
・・・・。
「お前・・・」
「ん?」
「んや、なんでもない」
変なヤツ〜〜
「それで行くか。」
「分かったッ!」
やっぱ、人の目を気にして名前で呼ばなくなったけど
名前で呼びたいな
「ねぇ、名前で呼んでいい?」
「でも、2人のときだけな」
「やった〜〜〜圭チャーン」
「でも、自分が今その≪圭チャン≫であること、忘れんなよ」
・・・・・・・・・・。
忘れてたーーーーーーーーーーーーー
「そうゆうところが優奈らしい」
笑われたけど、
ちょっと心があったかくなった―
葉― 遅くなりましてー
どーでしょう?
悪いとこも指摘していただきたいです