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廃棄物13号のありきたりな世界破壊の旅

「廃棄物」登場人物紹介

作者: 廃棄物13号

・廃棄物13号(妄想CV:椎名へきる)

身長:213cm(変動) 体重:97kg(変動するらしい)

性別:生物学的には両性。というか存在しない。

好きなもの:スイーツ(特にチョコレート)

嫌いなもの:口内炎 自分の邪魔をするもの


「何処よりもつまらなく、何処よりも平和で、何処よりも危険な世界」からやって来たと

自称する正体不明の女性の姿をした怪物。

黒いゴシックロリータに、黒い目隠しを着けた、ありえないくらい長身の女性の姿を持つ。

性格は穏やかな女性の一面を持ちながら、獰猛な怪物のように激しい一面の二面性というもの。

彼女が正体不明の「女性の姿をした怪物」というのは、彼女の体にある。

背中から、口から、脇腹から、彼女は異形の触手(というか腕)を生やすことができる。

これらは、彼女の長い永い旅路で遭遇した怪物の能力を模倣しているに過ぎない。

その怪物に襲われ、殺された時の記憶とその時に残された遺伝子と、

彼女(彼)が愛する女性の遺伝子が混ざり合った歪な細胞、それが彼女を構成している。

彼女はそれを自分の名前から「ウェステッド・セル」と名付けた。


細胞はほぼ無限のテロメアを持ち、代謝能力を高め、そしてあらゆる臓器に変形できる。

ゆえに死ぬ事もなく、例え消滅してもまたすぐに蘇る、より狂暴的に、知能的に進化して。

彼女は死にながら経験を、知識を深めていく。死ねば死ぬほど強くなる。

死に至らせて、死んで、殺して、殺されて、彼女は強くなる。


何故なら、彼女は架空の世界の存在ではない。

「現実世界」に住む本体の意識から分離した、強い思念が、架空世界で形となっている。

一度この世界にきた思念は、もう死ぬ事はない。死ねない。

例え本体が死んでも、一度何らかの形で「公開」された彼女達は、もう死ぬ事さえ許されず、

永遠に、本体が望んだ架空の世界を彷徨うのだ。


彼女は、訪れた世界で初めて話が通じる生き物に対して、次のような言葉を述べる。

「私の名前は廃棄物13号。私の前に8号も12号もいなければ、14号も31号も居ない。

廃棄物13号。それが私の名前」

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