過去を暴け!!
祐「なぁ、羅夢ちゃんと瑞生ってどーやって知り合ったの?」
彼の名前は柿坂祐輝。
私のクラスメイト。
今は放課後。瑞生と祐輝君とは帰り道が一緒なの。
だから毎日一緒に行き帰りを共にしているの。
瑞「こんな感じ。」
☆★☆
羅「お金、返してよ。」
瑞「はぁ?金ぇ?」
羅「一年から取ったお金。カツアゲはよくないよ!」
(この女、全くケガしてねぇ。ケンカしねーんだろーな…にしては、いー度胸だぜ。)
瑞「そんなデッケェ口叩いていーのかよ。金は俺に勝ってからだ。」
羅「アハハハ。ねー楽しーねー♪フフフ」
(マジ、気色わりぃんだけど…)
羅「あれー?さっきの威勢、どこいっちゃったのかなーーー?」
瑞「うっせ…っ!」
羅「今度カツアゲしたら、タダじゃおかないから。」
☆★☆
瑞「ってな感じで…そん時、俺初めて負けたわけ。だからスッゲームカついて…」
羅「ここからは、私がケンカした後ね☆」
♪♪♪
羅「はい。これ、キミのお金でしょ?」
生「あっありがとうございました…」
羅「あっもしかして、さっきのケンカ、見ちゃった訳?」
生「すっすみません!!!!」
羅「いいのいいの。アレ、威嚇だから!」
生「威嚇?」
羅「あーしておいて、誰も近づくな!!ってオーラ振りまくの。」
羅「困ったとき、メールか電話して☆助けに行くから♪」
生「ありがとうございます!!!それでは、さようなら。」
♪♪♪
羅「それからは、あの子強くなっていったみたいだから連絡なかったけど。」
瑞「あん時、負けて以来俺は会うたびにケンカを仕掛けていったんだけどよォ…」
羅「瑞生ったら、"タイマン"だとか言っておいて、30人近く引き連れてきたりするの。ホッント卑怯な人。」
祐「は・・・はぁ。」
羅「祐輝君ゴメン!話についていけないよねぇ…」
祐「いや…」
羅「困ったとき、いつでも連絡してねん♪それじゃ!!」
瑞「オイ!!羅夢!!!!俺の分は!?」
羅「瑞生は自分でどーにかすればいいじゃない☆」
と言って帰ってしまった。
瑞「祐輝!その紙、寄越せ!!」
祐「やっだね~だ!!」
瑞「こんにゃろーーーー!!」