表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
sss集  作者: 花浅葱 羽羅
31/41

休日

 ぴいと、小鳥が産声を上げてこの世に誕生した。とても喜ばしいことで、祝福されるべき事柄だろう。僕はそんなことを考えて、手を叩いた。ぱちぱちと乾いた音が庭に響く。そう、ここは庭だ。

 四季折々の花々が咲き乱れ、個々が柔らかな香りを発する。太陽は柔らかに射しこみ、風はほとんどない。穏やか、という言葉がぴったりだった。


 僕は手を叩き終えると、庭の中央にある白いテーブルとイスに近づく。イスには、老木のように静かで年をとっている老婆が座っていた。僕を庭と同じように穏やかに見守っていた彼女に、僕は声をかけた。


「紅茶を淹れなおしましょうか。」


 老母は長い白髪を揺らして、ゆっくりと頷いた。

 穏やかな休日。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ