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怖くて怖くて、死んでしまいそうだと思った。暗くて深くて、どろどろとしたヘドロの津波に押しつぶされそうだった。だから、誰かに助けてほしかった。自分では抜け出せないから、誰かに助けてほしかった。自分から『たすけて』なんて言えないから誰も助けてくれないことはわかってるのに、誰かに助けてほしかった。
ああ、なんて理不尽なんだろう。でも、それが私。自分から行動できない臆病者で、自分から空気を振動させることすら出来ないような臆病者。たとえ、たすけてもらえなくてヘドロの津波に押し潰されてその場で溺れても変わらない。それが私だ。
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(なにしてんの)(ちょっと自己完結の自己模索)(は?)
そんな彼女の人生論。