表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
sss集  作者: 花浅葱 羽羅
21/41

子供-夢=成長

 あの日、僕が遠くに見たあの夢は何時から見なくなったのだろう。何時からか無くなってしまったあの夢を探すことは無意味だと、尊敬しているあの人は言っていた。でも、あの時恋焦がれたものを見なくなってしまったということは何か僕の中で変化があったのだろう。もしかしたらただ忘れただけもしれないけれど。


 真っ青な空。太陽の黄金色に輝く光を余す事無く浴びる部屋。その部屋の中央に置かれたソファに座る僕。そして、普段表情の乏しい君の口元に浮かぶ笑み。


 ああ、恋焦がれた夢を見なくなった僕は。

(いつの間にか少年は大人になった。)

 もしそれを失うことが大人になることなら私は大人になりたくない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ