表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
sss集  作者: 花浅葱 羽羅
15/41

はちみつれもん

 眠れない夜は温めた牛乳を飲むといいらしい。だが、残念なことに丁度牛乳が無くなっていたのであきらめた。かわりに、レモンと蜂蜜をつけたものがあったのでそれを飲むことにした。昔母がよく作ってくれたもので、甘くて大好きだった。


「…」


 やかんからお湯をコップに注ぎ、蜂蜜とレモンの蜂蜜だけを何杯が入れて、くるくるとかき混ぜる。透明だった液体が蜂蜜色に変わったところで手を止める。そして、漂う湯気をじいっと見つめる。そこから何も生まれないことは分かりきっているのだけど。考えるのを止めてコップを口元に運んだ。


 私は一口飲んで、美味しくないなあと言って笑った。

(眠れないからといって母がこれを作っていたのは何時のことだろう)

 凄く、よくある感じです。

 母が死んだのか、ただ離れて暮らしているだけなのか。そこは読んだ人にお任せします^^

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ