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追放された無能と呼ばれた私、実は国一番の治癒師でした

 「魔力がない無能」と蔑まれ続けた公爵家の娘セレスティア。
 婚約者である王太子からも冷酷に「役立たず」と言われ、婚約破棄と共に家を追放された。
 居場所を失った彼女が辿り着いたのは、国境近くの小さな辺境の村。疲れ果て、倒れるように辿り着いた彼女は、そこで偶然“隠された力”を明かしてしまう。

 それは、幼いころから密かに続けてきた“癒し”の力。
 手をかざせば、熱に浮かされていた子供の息が静まり、傷に触れれば痛みが和らぐ。
 ただの気休めだと思っていたその力は、薬草の知識と合わせれば、村人たちを救う“真の治癒”となっていった。

 村人は彼女を「聖女」と呼び始める。
 だがその噂は瞬く間に広まり、盗賊団、冒険者、兵士、やがては王都にまで届く。
 国を覆う疫病と戦乱の気配。窮地に追い込まれた王家が縋ったのは――かつて「無能」と追放した、あの少女の力だった。

 涙を流し復縁を乞う王太子。
 だがセレスティアは毅然と告げる。
 「私は無能ではありません。国を救う治癒師です。そしてもう二度と、あなたの飾りにはなりません」

 追放から始まる逆転の物語。
 無能と罵られた少女は、やがて国を救う“唯一の聖女”となる――。
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