休日の後に待ってたトラブル。
アークとの間に有った壁を壊したサラ。
中心部に居る神霊に2人は勝てるのか?
「アーク!」
「サラ!」
私は再びアークに触れる事が出来たわ。
これだけの武器が有れば、アークの後ろで手伝うのではなくて、横に並び戦う事が出来るわ!
私達は吹雪を生み出す神霊相手に、まるで、ダンスを踊るかの様にあっさりと倒したわ。
倒した瞬間に、私達は解放されリン達が居る所に戻る事が出来て、リン達と目が合ったと思った時にはリン達に抱きしめられてびっくりしたわ。
私達が戻れるか心配だったのね。
「ありがとう、リン。セレス。」
「それでは、私は消えるとしよう。」
「ありがとう、シン。」
「またな。」
シンはそう言うと、静かに闇色に染まり消えた。
「さあ。疲れたでしょう。今日は休んで、出発するのなら明日以降をお勧めするわ。」
「そうするわ。」
私はアークとの試練を乗り越えた事で気が緩んでいた。
……だから、間近に迫った「死」に対応が出来なかった。
「セシル様、危ない!」
「え!?」
「ぐふぅ……」
「え!? フ、フーカーーー!?」
「くくく。まあ、最上級では無いが、これで『鞘』が手に入った。」
突然現れた、黒い蛇はセシルを庇ったフーカの胸を突き破り、そのまま、仮面を被った者の所に行き、フーカごと消えた……
翌日
昨日は突然の事で混乱したけど、セシルとフーカとの繋がりはまだ有る事が分かって、何とか落ち着く事が出来て一夜を越えた。
セシル達はフーカの情報を探し、私達はアスティリアに帰る事にした。
まだ、西の国「シガザード」が残っているしね。
そんな訳でセシル達に別れの挨拶を済ませ、私達は一応は関所を通過してアスティリアに10日後に到着した。
とりあえず、明日から3日間休日と伝えてのんびりする事にした。
お風呂入ったり、スノーのもふもふを堪能したり、奮発した夕食に舌鼓を打ち、アークとイチャイチャしたり、それをリンに怒られ、セレスには呆れられて、その日は終わった。
翌日
朝食を食べ終わる頃に、悪鬼羅刹に転生準備終了の様な空気を溢れ出す3人の女性?が入ってきた。
「もふもふ!」
「もっふもっふ!」
「もふもふー!」
3人の女性?を確認したアデラは、1粒の輝く液体を目から流して横になった。
キャイ~ン! キャイ~ン!! メ~!!!
さて、私は大召喚師ローレライ様が遺した書物の研究よ!
アーク達もそれぞれが休暇を過ごしていると、当然の様にディエゴ宰相が昼前に到着して、天使のもふもふに堕落した3人を回収して、私とディエゴ宰相とで前回の部屋で報告した。
どうやら、ディエゴ宰相にも報告が有る様だった。
私の方の報告が終わった後に、ディエゴ宰相の報告を聞いたけど、内容を聞いた私は「逃げられた!」と思ったわ。
内容は、西の国「シガザード」の王立学園の学園長と数名が辞めたという報告らしい。
まあ、南、東、北と行ったから、そりゃあバレるわよね。
とりあえず、向こうの狙いはまだ分からないけど、そんな中でも計画に学園の生徒が利用された訳だ、命ごと。
多分、フーヤもその計画の一部だと思うわ。
そして、黒幕か少なくとも重要人物が居ると予想されるのが西方の国「ソイルグラン」ね。
最後に、ディエゴ宰相に謝れたわ。
何でも、私達が居ない間に馬鹿セリオ達の2度目の脱獄を許したみたいで、目下、捜索中との事。
全く! 里の、いえ、大召喚師ローレライ様の面汚しね。
次に会ったら私が馬鹿セリオ達の人生を終わらせてやるわ!
そうなると、捕まれば死刑が待っている馬鹿セリオ達の事だから私の屋敷を襲うかもしれないわね。
西の国「シガザード」行きが無くなったし、スノーの友達を探すのは有りね。
ディエゴ宰相との報告が終わり、とりあえずは私達の国越えの調査は一応終わり、何らかの動きが有れば、対応する事になったわ。
それまでは自由行動よ。
3日間の休日が終わり、朝食を食べた後、冒険者ギルドに向かっている。
やっぱり、冒険者としては先ずはギルドに行かないとね。
因みに、クリス達は3人共、留守にしている。
何でも素材を取りに行っているとか。
仕事熱心ね。
今の本業を忘れているかと思っていたら、きちんと在庫は準備しているし、留守を任されている人達は充分な実力を持っているから大丈夫だと言ってたわ。
クリス達の事を考えていたら、冒険者ギルドに到着したわ。
私達が入ると一瞬で静かになってしまったわ。
ちょっと待ちなさいよ!
幾ら私でも、口撃すらされていないのに、何かする訳ないじゃない!
……まあ、良いわ。
さっさと、用事を済まして、ギルドを出るわよ。
そうと決まれば列に並ぶわよ。
受付嬢の列に並んで私達の順番が来たわ。
「お久しぶりです、サラ様。今までどちらに?」
「知り合いの頼みで長期の仕事をやってたわ。」
「出来れば、ギルドを通して頂けると助かるのですが。」
「もう~。忘れたの。きちんとギルドを通してるわよ。」
「……失礼しました。」
「どうしたの?」
「いえ、大丈夫です。」
「いつも助けて貰っているから、今度は私達が助けるわ。話してみて。」
「ありがとうございます。では、別室へ。」
「ええ。」
別室に移動した私達は受付嬢さんの話を聞く事になった。
「実は、私の故郷が危険なんです!」
暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。




