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誰にでも我慢出来ない事が有る。

善意に見せ掛けた傲慢。


 私は出した物を「倉庫」に仕舞い、解体場に行きオーガ17匹とオーガ・キングを全て出して処理をお願いした。


 解体場を後にした私達は、受付嬢の所に向かう。


「あいつらの物を換金出来たかしら? 後、依頼も達成したわよ。」

「はい。終了しております。では、ギルドカードをお願いします。……はい。確認しました。解体場から連絡が来ております。今日中には終わらないそうですが如何されますか?」

「明日でも構わないわ。」

「承知しました。ギルドカードをお返しします。

 元『荘厳の剣』の所有物が金貨1枚と銀貨8枚になります。全所持金と合わせて金貨1枚と銀貨49枚に為ります。後、オーガ討伐の依頼料が金貨5枚になりますので、合計が金貨6枚と銀貨49枚に為ります。」

「はい。確かに。」

「少しよろしいでしょうか。」

「何?」

「貴女は何故、此所までの事をしたのですか?」

「そうね。例えば、貴女には5歳からの付き合いの有る現在は婚約までしている男性が居るとする。」

「……はい。」

「そんな貴女に昨日から数えて2回しか会っておらず、少ししか会話をしてない違う国から来た人から、『あんな男は君に相応しく無い。君を不幸にするだけだ。オレなら君を幸せにする事が出来る。あんな男は屑だ。』と言われて、『はい。分かりました。彼とは別れて貴方と結婚します。』、なんて言えるかしら?」

「……そうですね。向かうの言葉に従う理由は1つもありませんね。失礼しました。この結果は当然の報い。自業自得ですね。」

「分かってくれて嬉しいわ。それで、あいつらの脱退は出来たかしら?」

「はい。」

「……それは良かったわ。それじゃあ、オーガの素材代金は明日以降に取りに来るわ。」

「畏まりました。」


 私達は冒険者ギルドを後にして、宿屋に向かった。


 宿屋で夕食、お風呂を済ませて、そのままベッドに飛び込んだ。

 皆には夕食の時に、明日は休日と伝えてあるから明日はのんびりしよう。


 翌日


 何時もならしないけど、アークに甘えて1日を過ごした。


 翌日


 私達は冒険者ギルドに向かい、到着した。

 受付嬢さんに2日前のオーガの素材代金が大金貨1枚と金貨3枚となっていた。

 私は代金を受け取ると、受付嬢さんがギルドマスターがお会いしたいそうですと言われて、私達は2階の応接室に通され待っていると、先程の受付嬢さんとギルドマスターが入って来た。


「待たせたな。先ずは王城からの返事が届いた。明後日の午前8時に迎えを寄越すとの事だ。」

「分かったわ。」

「それと、元『荘厳の剣』は約束通り脱退させたが、何故、其処までする?」

「そうね。ギルドマスターは結婚はした?」

「あ、ああ。まだ子は居ないが結婚はしている。」

「なら、その奥さんに待望の貴方の子を妊娠して外見からもお腹には貴方の子が居るのが分かる状態だとする。」

「……ああ。」

「そんな幸せな状態で、昨日、違う国から入国したばかりの冒険者から貴方に、『あの女は駄目だ。あの腹に居る子は違う男で出来た子だ。あの女は男なら誰にでも身体を許す売女だ!』と、言われて貴方は奥さんと別れて、その冒険者が紹介した女性と結婚します?」

「……そうだな。そんな事を言われて従う者が居たら、そいつは人では無いな。納得した。あいつらが受けた結果は当然の報いだな。冒険者資格剥奪も自業自得だ。」

「分かってくれて嬉しいわ。要件は以上かしら?」

「以上だ。」


 冒険者ギルドを後にした私達は、南の森に行って憂さ晴らしにまた狩りをした。

 途中、トロールを発見して私達はこのトロールをサンドバッグにした。

 流石は回復力が高いトロールだけあってスッキリしたわ。

 お礼に最後は首切りで終わらせた。


 帰るにはちょっと早い時間に冒険者ギルドに行って狩りをしたモンスターを換金して、宿屋に帰ってのんびりした。


 翌日


 早めに朝食を済ましてのんびりしていると、王城からの迎えの馬車が来たから馬車に乗って王城に向かった。


 王城に着いた私達はメイドさんに案内されて応接室に入りメイドさんが入れた美味しい紅茶を堪能しながら1時間程待っていると、2人の男が入って来た。


「どなたがサラさんですか?」

「私がサラです。」

「初めまして。私がこの国の宰相の『キエク=ロンザイク』です。そして、隣りに居るのが王立学園の学園長です。」

「初めまして。王立学園の学園長の『シザーク=セリユーマ』です。」

「書類に書かれていた召喚士とは貴女ですか?」

「はい。私が召喚士のサラディアナ=レイアースです。」

「それでですね。来て頂いたのですが……」


 話を纏めると、既に偶然から別件でこの国で暗躍していた今回の黒幕を捕らえ済みで色々と吐かせようとしたが、大元の黒幕を吐かせとしたら原因不明で死んだらしい。


 それを聞いた私は一応は念の為に、私が行く事でまだ(ひそ)んでいるかもしれない奴等を炙り出す為に王立学園に行く事を提案した。

 この提案は受け入れられ、早速王立学園に行く事になった。

 しかし、2日間、王立学園を彷徨(うろつ)いたけど、特に問題が起きなかった。

 私は宰相から今回の報告書を受け取り、私達は帰る事にした。



 10日後、アスティリアに着いた私達は、また報告を後日にして屋敷に帰ってのんびりした。


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