自分勝手な価値観を押し付けるな!
すみません。
色々とやっちゃいました。
東の森に入った私達は、何時も様に探索していたら、1時間後にオーガ5匹を発見して軽く討伐した。
《サラお姉ちゃん。あっちからコイツらと同じ匂いがするよー。》
「分かったわ。行ってみましょう。」
「おう。」
「はいですわ。」
「分かったわ。」
アデラ先導で行ってみると、オーガの集落が有った。
数はざっと17匹かしら。
「アーク。リン。セレス。冒険者ギルドでの鬱憤を晴らして良いわよ。アデラは私の護衛よ。」
「おう!」
「はいですわ!」
「分かったわ!」
《分かったー。》
5分後、素材換金に注意しつつも、鬱憤晴らしでボコボコにされたオーガ18匹を私は「倉庫」に回収中。
え、数が違うって。
奥の小屋からオーガ・キングが出て来たのよ。
オーガ・キングはアークにヘイト管理して貰いながら私が仕留めたわ。
……所要時間4分。
私も鬱憤晴らしが出来てホクホクだわ。
オーガ・キングの足の小指を踏んだり、脛を具足の硬い所で蹴ったり、股の間を蹴り上げたりしてね。
流石にオーガ・キングの上半身には嫌がらせの打撃は効かなかったわ。
止めはオーガ・キングの頭部に雷乃槍を撃ち込んだわ。
さて、道中の往復で見つけた薬草も有るから換金すれば良い稼ぎになりそうね。
冒険者ギルドに到着した私達は、受付嬢に依頼達成を伝えて解体場に移動しようとすると、また邪魔が入った。
昨日の失礼な4人組だった。
「やっと会えた。」
「昨日の。何か用かしら?」
「午前中の事は負けたあいつらから聞いたよ。何かズルをして勝ったらしいね。」
「はあ!? 貴方達は負けた奴等の言葉を信じるの?」
「当たり前だろ。でなければ、子供が混じったパーティーにあいつらが負ける筈が無い。」
「そうだぞ。そんな事をしているとご両親が悲しむぞ。」
「あ!? 馬鹿が。」
「……受付嬢さん。コイツらに詳しい職員が居ますか? それと、武器や装備品を鑑定する人も居ますか?」
「は、はひ! い、居ますっ!」
「練武場に移動するので連れて来てください。」
「は、はい!」
何故か怯えている受付嬢さんにお願いして、私達は練武場に移動した。
練武場に到着した私は討伐したオーガ共と「倉庫」に収納していた全ての武器と装備品、所持金を出した。
「こ、これはどういう事ですか?」
「職員さん。コレらの武器や装備品は充分な価値が有るかしら?」
「え、ちょっと待ってください。………………はい。充分所かこの王都に4人が住める賃貸が半年以上借りる事が出来ますね。」
「さて、今、私が持っている財産を全て出したわ。そこで貴方達に勝負を挑むわ。私対貴方達4人で勝負をして、私が負けたら、これ等全てとオーガ共の素材代金を譲り、私はギルドカードを破棄して脱退するわ。その代わりに貴方達も同じく全てを賭けなさい!」
「本気か?」
「本気よ!」
「……なら、その勝負を受ける。安全なご両親の下に帰してあげるよ。」
「あの馬鹿、また。」
「……この勝負、全員が同意したのかしら?」
「ああ。」
「そうだ。」
「僕も。」
「私もよ。」
「職員さん。今の聞きました?」
「はい。」
「では、コイツらが負けた場合、ギルド脱退までやって貰います。いいですね?」
「はい。しかし、ギルド脱退となるとギルドマスターの許可が必要ですので呼んで来ます。」
そう言って、職員はギルドマスターを呼びに行った。
職員が誰かを連れて戻って来た。
「貴方がギルドマスターかしら?」
「ああ。オレが此所のギルドマスターだ。」
「話は聞いたかしら?」
「聞いたが、本気か?」
「本気よ。だから、あいつらが負けた場合はきちんとやって貰うわよ。」
「ああ。分かった。ギルドマスターとして責任を取る。」
「なら、始めるわよ。」
「双方、よろしいですか?……始め!」
「外見だけで決めつけるじゃないわよ!」
私は無詠唱で雷乃矢を4人の両腕に撃ち込み、身体強化した拳を4人の腹にぶちこみ、動けなくなった所で、順番にいたぶり続けた。
「外見だけで! 判断して! 手前勝手な価値観を押し付けるじゃあないわよ! そして、冒険者になる1年前から独りで命掛けで鍛えて来たんだ。それを会って1日程度で決めつけるじゃない!」
私が更に痛め続けていると、アークが私を止めた。
「サラ、これ以上関わる必要は無い。」
地面に潰れた4人は、胸が動く人形状態になっていた。
そして、アークが審判役を睨む。
「勝者サラ!」
「さあ、コイツらが今、着ている服以外を全て換金して貰うわよ。そして、冒険者資格を剥奪して脱退して貰うわ!」
「……分かった。」
職員は動けない4人から服以外を全て剥ぎ取り換金しに動き、もう1人がギルドカードを取り上げていた。
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