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Cランク冒険者!

チンピラはしつこいのが、デフォ。


1時間後にまたまた、おかわりします!

 応接室では、

「あの2人、正確には、サラは桁外れの『新人冒険者』だな。」

「ギルドマスター。何処で判断を?」

「サラが、ゴブリンジェネラルとキング、オークジェネラルの魔石を選んだからだ。」

「どういう事ですか?」

「この『ジェネラル』と『キング』だけは、入手には条件が有るからな。それに普通の冒険者なら、上位ゴブリン以上の魔石を選ぶ。しかし、あの2人にとっては、手に入れた魔石以下のモンスターはいつでも狩れるモンスターだという事だ。全く、想定外の『桁外れの新人冒険者』だ!」

「……確かに。」

「そして、サラが『新人冒険者』なら、『召喚士』に成り立てだろうな。」

「そうですね。サラ様の年齢が本当なら、ギリギリですものね。」

「そうだ。『召喚士候補』が『召喚士』に成れる最後の年が『13歳』らしいからな。」

「しかし、才能が有っても、とても『新人召喚士』が出す討伐の成果ではありませんね。」

「召喚士は単独では戦えないのが一般的な認識だ。何故なら、戦いは従魔にやらせるのが、召喚士達の常識の筈だからな。」

「はい。そうなりますと、サラ様自身もそれなりに戦えるという事ですね。」

「恐らくは、ソレを加味した上で、従魔を出したままにしているのだろうよ。」

「そうですね。従魔が人型の場合の、召喚士の常套手段ですから。」

「端から見たら、年若い男女の冒険者だからな。」



 ……等という話が応接室で、繰り広げられているとは露知らず、受付嬢窓口が見える所で待っていると、10分程で、マロンさんが窓口に現れた。


「サラ様。アーク様。お待たせしました。先ずは、ギルドカードをお預かりします。」


 私達はギルドカードをマロンさんに渡す。


「では、先程の薬草をお出しください。」


 私は、薬草を出した。


「それでは、薬草の分と、希望した魔石の分を引いた採取報酬と討伐報酬をご用意します。」


 待つこと10分。


「お待たせしました。薬草が採取依頼10件分以上ですので、FランクからEランクの昇級条件を満たしています。

 また、EランクからDランクの昇級条件も、討伐したモンスターの種類がEランク以上で、モンスター5種類以上各2匹以上で満たしています。

 そして、40匹以上のゴブリンの集落の殲滅がDランクからCランクの昇級条件ですので、これも満たしていますので、ギルマス権限だけではなく、正式な昇級条件でも満たしています。」

「……はあ。」

「サラ様。アーク様。晴れてCランク冒険者です。おめでとうございます。」

「ありがとうございます。」

「では、報酬ですが、薬草で銀貨12枚。

 モンスターの場合は、討伐報酬と素材報酬の合算になります。

 ゴブリンが銀貨18枚、ゴブリンのアーチャーが銀貨4枚、ファイターが銀貨4枚、メイジが銀貨4枚、ゴブリンジェネラルが魔石無しなので銀貨40枚で魔石が銀貨20枚になります。

 ゴブリンキングが同じく魔石無しなので銀貨80枚で魔石が銀貨40枚になります。

 ホーンラビットが銀貨4枚、レックレスラビットが銀貨20枚、ブラウンボアが銀貨9枚、パーサクボアが銀貨8枚、ポイズンスネークが銀貨3枚、レイクスネークが銀貨6枚、レッサースパイダーが銀貨12枚、オークが金貨2枚、ラビット系とボア系、それとオークは食用として流通するので高額になります。

 オークソルジャーが銀貨40枚、オークジェネラルが金貨4枚で、魔石が金貨1枚になります。

 合計金額は、金貨8枚と銀貨64枚になります!

 ハアハアハア……」

「おおおおおぉぉぉぉぉー!!!」×他の受付嬢と野次馬冒険者一同

「更にギルマス権限で、該当する依頼も事後受理扱いになります。サラ様。アーク様。本来なら此処までしませんが、ゴブリンとオークの集落を殲滅したお礼でもあります。」

「そうなの。ありがとう。」

「特にゴブリンの集落にはゴブリンキングも発生していましたので、これにも追加報酬が出ます。」

「素材依頼で合計が銀貨80枚と、集落殲滅で金貨20枚になります。総合計が金貨30枚と銀貨44枚になります。」

「……なあ、金貨1枚多くないか?」

「お前、計算早いな。」

「あら、本当だわ。」

「マロンさんが計算を間違える訳ないしな。」

「どういう事だ?」


 何か、周りの受付嬢さん達や、野次馬冒険者が騒ぎ始めたよ。


「それは、ゴブリンとオークの集落を殲滅した、サラ様とアーク様へのギルマスからの個人的な報酬の金貨1枚が含まれています。」

「それなら仕方無いな。」

「そうだな。」

「ここで文句を言うと、オレ達も貰えなくなるからな。」

「そうだな。」


「では、サラ様。アーク様。報酬を受け取ってください。」

「うわぁ~。重たいわ。」

「それなら、金貨30枚を大金貨3枚に、銀貨40枚を大銀貨4枚に交換しますか?」

「それでお願い。」

「はい。畏まりました。」


 大銀貨や大金貨も少しくらい持っている事実を作って置こう。

 盗賊のアジトにも有ったけど、まあ、念の為かな。


「お待たせしました。大金貨3枚、大銀貨4枚、銀貨4枚になります。」


 私は、高額報酬を直ぐに「倉庫」にしまう。


「あら、数えなくて、よろしいのですか?」

「マロンさんを信じるわ。」

「サラ様。ありがとうございます。」

「マロンさんは、きちんとするからな。オレも数えねぇ。」

「あら、マロンだけ?」

「……勿論、ジェラスさんもだよ!」

「ふ~ん。その2人だけなのね。」

「いや、だから……」


 軽はずみな冒険者1人が底無し沼で足掻いているけど、集落殲滅込みとはいえ、1日でえらい稼いでしまったわ。

 ギルドを出たら、「たかり」や「脅迫」してくるクズ冒険者に注意しなくちゃね。


 ギルドを出た私達は、夕食にはまだ早いので、また散策を始めたが、バレバレの尾行が付いていた。

(多分、さっきのチンピラね。)

(そうだな。どうする?)

(適当に裏通りに入って炙り出すわ。(つい)でに、臨時収入を狙うわよ。)

(……了解。)


 私達は適当な所で、裏通りに入っていった。すると、チンピラ6人に囲まれてしまった。(棒読み。)


「よお、さっきはよくもバカにしてくれたな!」

「謝っても、もう遅いぜ。」

「どうするつもり?」

「ここじゃあ、また余計な助けが来るかもしれないからな。」


 その瞬間、私は後ろに居たチンピラに捕まってしまった。(勿論、わざと。)


「おい! ガキを痛めつけられたくなければ、おとなしくしろ!」

「分かったよ。」


 アークは私が捕まった事で、アークも捕縛された。私達は捕縛され目隠しされて、何処かに向かった。


 どうやら、到着したみたいで目隠しを取られると、周りには、盗賊や山賊しか似合わないオッサンと、強面(こわもて)のオジサンからお兄さんが囲んでいた。


「お前が、ヘータレに暴言を吐いたガキって言うのは?」

「そうです。このガキに言われた言葉で、心が痛みました。」

「そうかそうか。なら、心の傷を癒す為に、『誠意』を示して貰う必要が有るよな、お嬢さん?」

「それを言うのなら、私の方が言われたのよ?」

「なら、仕方無いな。」

「どうするつもり?」

「男の方は適当に使い潰して、女の方はオレ自らが、男に奉仕する歓びを身体に叩き込んでやる。その後は、裏で身体で稼いで貰おうか。」

「全く。流れの冒険者の言う通りね。アーク、いいわよ。」

「おう!待ち疲れたぞ。」

「さあ、断罪の時間よ。」

「サラに手を出した事を後悔するのだな!!」



暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。

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