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到着ー。

目的地には何が有るのか?

 あれから3日経ち、私達は目的地である国レインザードとの関所に1番近い町から徒歩で関所に向かっているわ。

 先ずは、大召喚師ローレライ様の(ゆかり)の地に有った地下の書庫の机の上に置かれた本は、戦闘中の従魔を強化する魔法だったわ。

 他にもまだまだ有ったけど、勉強中だから後回しね。

 次に道中だけど立ち寄った都市や町等では特に問題は無かったわ。

 ただ、私以外(・・・)がナンパされた事以外は()に無かったわ。



 関所に到着した私達は、普通に関所を越えて目的の国アルヴェルーカに入ったわ。


 関所を越えて最初の町で王都に向かう乗り合い馬車に乗って移動したけど、途中で盗賊やモンスターに襲われる事なく、3日経ち、最初の目的地である都市アヘンリラに到着したわ。

 しかし、道中何も無いと逆に不安になるわね。

 これから先、その分も重なってなければ良いけど。


 とりあえず私達は、宿屋を取り冒険者ギルドに向かう。

 やっぱり手軽に信憑性の高い情報を知るのに冒険者ギルドは手っ取り早いわ。


 冒険者ギルドに到着した私達は、中に入って一瞬見られるという洗礼を受けて、私も周りを見て、特に気にする事なく、受付嬢の列に並ぶ。


 私達の番が廻り、受付嬢さんから情報収集を始める。


「ようこそ、アヘンリラの冒険者ギルドへ。どの様なご用件でしょうか?」

「私達は初めてこの国に来たのだけど、ここ最近で異常事態とかは有ったかしら?」

「いえ、特に報告は来ておりません。」

「次は、何か討伐系で何か有るかしら?」

「では、ギルドカードをお預かりします。……はい。確認が取れました。サラ様達の経歴から、これは如何でしょうか?」

「え~と、オークの集落の調査ね。」

「はい。今、その地にオークが集落を形成している可能性が有り、ほんの1時間前に上がって来た依頼です。」

「分かったわ。その依頼を受けるわ。」

「それは良かったです。犠牲者を出さずに難易度の高い依頼を消化出来ます。……それでは手続きも終了しましたので、ギルドカードをお返しします。」

「後、このギルド内での冒険者同士の喧嘩でギルドの対応は?」

「切っ掛けや経過を問わず、攻撃行為をした者に責任が発生し、死者が出た場合はギルドとして対応します。」

「分かったわ。」

「何故、その様な事を?」

「私達を見れば分かるわ。」

「……なるほど。納得しました。それでは建物やギルドの備品が壊れない様にお願いします。」

「その場合はその責任者(・・・)に払わせて。」

「承知しました。」


 さて、きちんとこの国に来て、冒険者として動いたという証拠を作りに行きますか……と、思っていたら、また沸いて出た。

 もう、一体何なのよ!


「ちょっと待てや。お前らみたいなガキ共にそんな仕事が出来る訳がねぇ。」

「貴方達には関係無いわ。」

「そういう訳にはいかねぇな。失敗したら、このギルドの価値が下がっちまうからな。つまり、オレ達の価値もな。」

「大丈夫よ。私達はこの依頼を失敗する事は無いし、貴方達の価値はこれ以上は下がらないわ。だってもう最底辺なのだから。」

「てめえ! もう手遅れだからな。」

「何が? 貴方達の価値なんて、ゴブリン1匹の討伐報酬以下よね。」

「てめえ、殺す!」


 はい。殺人宣言と武器を抜いたわ。


「アーク。お願いね。」

「おう。」

「何だぁ、てめえ……ぎっ!」

「よくも、……ぐふぅ!」


 最底辺2人を沈めたアークは、いつも通りに全所持金と武器や装備品を回収した。

 私達はまた受付嬢さんの所に行って話し掛けた。


「要らない物が出来たから換金したいわ。」

「では、此方に。」

「はい。」

「暫くお待ちください。」


 少し待っていると、奥から受付嬢さんが帰って来た。


「お待たせしました。合計で銀貨5枚になります。」

「ありがとう。アレらは罰として、都市の(どぶ)洗いでもさせたら?」

「はい。そうします。」

「それじゃあ、行くわ。」


 私達は冒険者ギルドを出て、依頼に有ったオークの集落を調査(せんめつ)する為に都市の中を移動をしていると、話し掛ける男が現れたわ。


「ちょっと、時間は良いか?」

「これから依頼を果たさなくちゃいけないから無理よ。」

「なら、その依頼が終わってからでも構わねえ。」

「それなら、今日の午後3時頃にこの辺りに居なさい。」

「分かった。」


 話し掛けた男は、立ち去り、私達は依頼の目的地に向かった。


 順調に進み、オークの集落を発見したけど、残念ながらオークキングはまだ生まれていなかった。

 オークの討伐数40匹に、オークソルジャー3匹、オークジェネラルが1匹。

 まあまあね。


「後始末は済んだし、帰るわよ。」

「おう。」

「はいですわ。」

「分かったわ。」

 《分かったー。》



 私達は冒険者ギルドに到着して、解体場にオークを全て出して売る事にして、討伐(本来は調査)報酬が、金貨9枚で明日に支払われるオークの代金を貰う事になっているわ。

 因みに調査だけで終わっていた場合の報酬は銀貨10枚で、調査内容に因っては討伐隊を組む必要が有ったから、その場合の総費用は金貨20枚は確実だったから、受付嬢さんはホクホクだったわ。



 さて、冒険者ギルドを後にして、例の場所に向かう。


「そろそろ、約束の時間だと思うけど……」

「やあ、待っていたぞ。あれから、この時間に済むのだから簡単な依頼だったんだな。」

「ええ。簡単だったわ。オークが40匹とソルジャーが3匹とジェネラル1匹を狩り取る簡単な仕事だわ。」

「……そうか。ジェネラルが居るオーク40匹の集落が簡単か。」

「それじゃ、場所を移動しましょうか。」

「ああ、こっちだ。」


 私達が入った店はかなり奥の隠れ家な店だった。



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