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社交界はもう出たくないわ。(前編)

すみません。

操作ミスがありました。


続編は、土曜日の午後9時に投稿予定です。

 今日も、何時もの様に、冒険者ギルドに行って、受付嬢さんとお喋りした後、適当にモンスターを狩って、薬草を採取して帰って、冒険者ギルドで換金して屋敷に帰ると、手紙が届いていたわ。


「セリアからだわ。」


 手紙の内容は、簡単に言えば王族主催の舞踏会で、王妃とセリアと侍女のマイヤが、アデラからモフモフ成分を補充しに来た時にどこかの貴族に見られていたみたいで、結果として舞踏会に招待という話になったみたいだわ。

 そして、ドレスは王族御用達の店には話を通しているから、行って欲しいとも書いてあるわね。

 ……でも、私はアーク以外と踊りたくないわ!

 私達は、クリス達の店に向かった。


「クリス居る?」

「はい、サラ様。店長は今、地下に居ます。」

「分かったわ。ありがとう。」


 私達は地下に行くと3人が居た。


「クリス、ファネス、レナード。」

「誰だ……って、サラ!」

「久しぶりね。」

「今日はどうしたの?」

「クリス、実は……」


 王族からの招待で舞踏会に出る事、ドレスは王族御用達に話が行っている事、私はアーク以外と踊りたくない事を話した。


「分かったわ。ファネス、レナード。ちょっと行ってくるわ。」

「分かった、クリス。」

「サラ、何も買わなくて良いから店にいらっしゃいな。」

「分かったわ、ファネス。」

「そうだそ、サラ。」

「そうするわ、レナード。」


 こうして、私達とクリスは王族御用達の衣服店に向かった。


「此処よ。」


 私達は店の中に入ると、様々な素敵なドレスが所狭しと陳列されていたわ。


「あら、クリスじゃない。珍しいわね、貴方が来るなんて。」

「久しぶりね、ネトア。実は相談したい事があるの。」

「話の流れから、その少女ね。」

「初めまして。サラディアナ=レイアースです。」

「初めまして。……あら、貴女がそうなのね。」

「はい。よろしくお願いします。」


 クリスは店主のネトアさんと話し始めた。

 私のドレスを作るにあたり、最近の流行等を確認したり、アークが着る服のデザイン等を話し合った。

 私には縁も無いし分からないからクリスに全て任せたわ。

 たまに来るクリスの確認に「はい。」と答えていたら、何時の間にか、リンとセレスの分まで決めていたわ。

 アーク達に服を着せる場合は、特殊な素材が必要になる。

 普通なら、これから素材を集める事になるのだけど、クリス達が何時かはこんな日が来ると思っていて、素材は既に確保済みみたい。


 そして、私のドレスは此処で作製して、アーク達のはクリスが作製する事になったわ。

 最後の仕上げとして、魅了や洗脳から始め、防刃、魔防、防水等の耐性を付与するみたいよ。

 ……一体、クリス達は何を予想して集めていたのかしら?



 それから3週間、私達は礼儀作法、ダンスの練習に明け暮れたわ。

 来て頂いた先生も驚いていたわ。

 私とアークはちょっとの修正で済んだのだから。

 千年前とはいえ、伊達に辺境伯の教育を受けてないのよ!

 と、いっても、感覚的には私もアークも16年前くらいの事だけどね。


 セレスは当時、王子様と居たから知識だけは有ったわ。

 リンは、言葉使い以外を頑張ったわ。

 因みに、セレスとリンが習ったダンスは、10歳辺りから習うダンスだったのは、セレスとリンには内緒になったわ。

 ……それでも大変だったのは、此処だけの秘密よ。



 そして、当日の午前9時。

 ギリギリ間に合った付与済みドレス達を引っ提げて王宮に連行されたわ。


 アーク達は、着ると言うより、引っ付けると言った方がしっくり来る感じかな。

 元々、従魔には服とかは必要無いから。


 そして、私は!

 ダイエットに成功した自慢の肉体に、最先端の流行を取り入れたドレスを身に纏う。

 大した事無かったわ。

 アデラの散歩を真面目に毎日するだけだったわ。

 ……あら、何故か目から水が。


 私は緑を基調としたドレスに、アークの金の瞳と緋の髪の色を使った宝飾品を身に付ける。

 勿論、この宝飾品にも色々と付与をしているわ。

 ……クリスの過保護は凄いわね。


 アークは、黒を基調としたタキシードで、身に付ける宝飾品は私の碧眼の色と銀の髪の色を使っている。


 セレスは、青基調のドレスに、セレスの瞳と同じ色の宝飾品を身に付けているわ。


 リンも同じく、赤基調のドレスに、リンと同じ瞳と同じ色の宝飾品を身に付けているわ。


 勿論、ドレスを着る前に、セリアと同等の身体の磨きを受けたわ。

 だってセリアと一緒だったもの。

 この時に、今日の流れを聞いたわ。


 忙しさと退屈な時間を軽食を頬張りながら待機して待っていると、迎えが来たわ。


 この後、舞踏会が始まるんだけど、私達の出番と紹介は最後も最後。

 なんたって、王族の後なんだから。

 何故、そんなVIP待遇かというと、私、貴族じゃないから。

 正直、平民が会場に入るタイミングが無い!

 だから、今、セリア達、王族の待機部屋に居るのよね。


 最初は、男爵位から入場して最後が王族という流れが基本で、最後の王族が専用の出入口から入場して、「今日は私達の友人を紹介します。」と、いう感じで私達が紹介されるわ。


「今日は、私達の大切な友人達を紹介しよう。」



暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。

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