元許嫁に最後のざまぁ。
再会を果たした出会いたくない者達とは?
「……こんな所に居たのね。」
「久しぶりだな、サラ。」
「私としては、元里の同じ住人として、脱獄などをせずに、服役して罪を償って欲しかったんだけどね。」
「あれは、サラが汚い手を使って貶めたんだ!」
「サラが身体を使って手に入れた汚いお金を使ったんだわ!」
「エリオは純粋だからサラが騙したのよ!」
「どうせ、あの時の2人は偽物よ!」
相変わらず、人としての知性を何処かに棄てた馬鹿4人が喚いていた。
時間も迫っているし、無視して潰そ。
「もう、下らない御託は良いわ。決着をつけるわ。」
「サラ、残念だ。元とはいえ、許嫁をこの手で処分するなんて。」
「あら、薄い膜で隠していた本性が出ているわよ。」
「黙れ! サラ、殺してやる!」
「アーク。リン。セレス。行くわよ!」
「おう!」
「はいですわ!」
「分かったわ!」
《分かったー!》
元々、勝負に為らなかったのに、この半年間で更に強くなった私達にとって、敵にすら為らなかったわ。
「くっ! 退却だ!」
「サラの卑怯者!」
「サラのブス!」
「サラの売女!」
私に汚い言葉を吐きながら、エリオ達は逃げて行った。
「サラ、いいのか?」
「サラ様。そうですわよ。」
「サラ、良いの?」
「私が黒幕なら、あの4人を処分するわ。それに、私はもう、あの4人に関わりたく無いわ。だから、向こうがあの4人を処分してくれるなら、それで良いわよ。」
「そうだな。」
「そうですわね。」
「そうよね。」
《そうだねー。》
「さあ、時間は無いわ。先を急ぐわよ。」
~エリオside~
「頑張れ。もう少しで着く。」
「私達が負けるなんて……」
「そうよ。」
「信じられないわ。」
「違う! 負けていない。これは偵察だ。だから、次は勝つ!」
「……そ、そうよね。」
「そうよ。私達は負けてないわ!」
「そうよね。」
「いや。貴様らに『次』は無い。」
「どういう事ですか、導師?」
「言った通りだ。貴様らに次は無い。」
「……そんな。」
「私達は負けて無いわ!」
「そうよ!」
「次は勝つわ!」
「ふん。不純物だらけの貴様らには、『薪』にした方が有用に使える。」
「どういう事だ、導師!」
「言った通りの意味だ。ゴミに等しい貴様らを有用に使ってやるのだから、感謝するのだな。」
「逃げるぞ……がぁ!」
「待って……ぐふぅ!」
「エリオ……ぎあ!」
「死にたくない……あっ!」
「……おい!」
「はっ!」
「このゴミ4つを『炉』に入れろ。」
「はっ!」
「いよいよ、悲願の『力』が手に入る。後、少しだ。」
~サラside~
「どうやら、この変な空間はまだ続きそうね。」
「そうだな。」
「先程の戦闘でも、周りは気付いていませんものね。」
「それに、周りの物も破壊されていないわ。」
「とりあえずは先を急ぐわよ。」
「おう!」
「はいですわ!」
「分かったわ!」
私達は移動し、王城の玄関口に到着したけど、門番が居た。
……まあ、当たり前よね。
「お前達が侵入者だな?」
「覚悟!」
「皆、戦うわよ! 封印解放!」
「応っ!」
「はいですわ!」
「分かったわ!」
《分かったー!》
アークが一瞬で距離を詰め、従魔を次々に倒し、リンとセレスが召喚士を倒す。
アデルは一応、私の護衛よ。
「……よし! 片付いたわ。入城するわよ!」
「サラ様。黒幕は何を狙っているのでしょうか?」
「私も分からないけど、私にとって気に食わない事に決まっているわ!」
「確かにそうだな。」
「そうよね。」
「はい。休憩は終わりよ。中へ進みわよ。」
「おう!」
「はいですわ!」
「分かったわ!」
《分かったー!》
途中で遭遇する召喚士と従魔を蹴散らせながら、黒幕を探す。
そんな中、地下への入り口を見つける。
「良い意味で地下は確認しないといけないわね。」
「そうだな。確認はしないといけないだろうな。」
地下への入り口から下に向かうと、地下とは思えない程に広い空間が広がっていたわ。
……何て言うのかしら?
私が知る中で1番しっくり来る表現は「釜戸」かしら?
「さっき、連絡が来たが、まさか此処に来るとはな。運が無い奴らだ。オレ様に出会わなければ、まだ、幸せだったのにな。まあ、自分の運の無さを嘆……」
「うるさい!」
油断しかしてない馬鹿を従魔を出す前にアークが仕止める。
アークの強さを見た、他の召喚士は次々に従魔を出していくが、アーク達には敵わず、全滅する。
残っているのは、外見が研究者だけだったわ。
「さて、正直に吐いて貰うわよ。此処の目的は?」
「……」
「此処で私達に殺されるのと、僅かな希望に賭けて、正直に吐く。どっちか選びなさい!」
「……命は保証してくれるのだな?」
「質問をしているのは此方よ。」
「……」
「アーク。」
「おう。」
アークは端っこに居た研究者の首を斬る。
「これで、喉が潤ったでしょう?」
「あら、まだ飲み足りない?」
「アーク。」
また1人、首が無くなった。
「まだ、飲む?」
「分かった。此処は、今、行われている大儀式に必要な魔力を送る魔道具が有る場所だ。」
「それが、『アレ』ね。その魔力を送る魔道具の止める方法は?」
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