パワーレベリング。
モンスターと会話出来るなら、兎系出さないとね。
100話目です。
「サラ様、どうでしたか?」
「結論から言うと、無事解決よ。」
「良かったです。サラ様、ありがとうございます。」
「それで内容だけど、村の近くに湖が有るのを覚えている?」
「……はい。昔はよくあの湖で水浴びをしていました。
そして、覗いていた野郎共を血祭りにして締め上げていました。」
「まあ、後半は兎も角。その湖にバジリスクが居着いていたのよ。そのバジリスクが出す毒が原因よ。」
「……そうか。あの湖と村の井戸は繋がっているからですね。」
「そうだと思うわ。だから、バジリスクを倒した後、解毒のポーションを作って飲ましたから大丈夫よ。」
「……でも、バジリスクの毒が消えるまでに何年掛かるか……」
「そこら辺も大丈夫よ。1度、湖を干上がらせて、魔法で生みだした水で満たしたから。その後に村の井戸全てに解毒のポーションの中身を3本入れたから。後、序でに数日分のオークやボアをあげたから。」
「……ぐしゅ。サラ様。何から何までありがとうございます。」
「後は、冒険者ギルドや国が頑張らないといけないわよ。」
「ありがとうございます。ありがとうございます。」
「それと、ジェシカ。」
「グス。……はい。何でしょうか?」
「新しい仲間が出来たから手続きをお願いね。首に巻くマフラーは『赤』を希望するわ。名前は『アリス』よ。」
「分かりました。」
10分後には手続きが終わり、アリスの首には赤いマフラーが巻かれた。
「あのサラ様。先程は流されたのですが、どうやってあの湖を干上がらせて、魔法の水で満たしたのでしょうか?」
「リンにお願いして干上がらせて、セレスにお願いして湖を満たしたわ。」
「……そうですかって、普通はそんな事が出来る筈が無いですよ。」
「私の仲間が何者かきちんと確認したら。」
私はギルドカードを差し出す。
「ギルドカードをお預りします。……あ!? そういう事ですか。サラ様。ギルドカードをお返しします。」
私はギルドカードを仕舞うと、ジェシカから依頼の報酬を受け取る。
「サラ様。バジリスクが出現して、それを討伐したので、国の方から褒章とかが出ると思いますが。」
「あー。行きたくないわね。」
「後、男爵家の1つが蜥蜴の尻尾切りで潰れたので、男爵に叙爵されるかもしれませんが。」
「貴族なんて面倒臭いから拒否よ。」
「まあ、その辺りはギルドマスターへ。」
私は解体場にバジリスクを出して、換金をお願いした。
綺麗に仕留めたので、そこそこの値段になったわ。
屋敷の帰り道で、とある物を作成する為に買い物をしてから屋敷に帰ったわ。
夕食の時間まで、その「とある物」を作成して、時間が来たから夕食を済ませて、お風呂に入ってのんびりした後に就寝した。
翌日
東側のある程度離れた場所に移動して始めようと思うわ。
今日は、留守番のスノーとまだ弱いアリスの為に戦闘で強くなって貰おうかなと思って、此処に来たわ。
「倉庫」から取り出した、昨日作ったとある物である「笛」を使う。
効果は、この笛の音が聞こえた全てのモンスターが笛を吹いた者の所に集まるという物だ。
一応は、魔道具に入る。
どうやら、大召喚師ローレライ様も途中から「サーチ&デストロイ」が面倒臭くなって開発したみたいね。
助かるよね。
では、せ~の。
「ピィロロロロロローーー!」
うわあああ。
集まっているのを感じるわ。
「それじゃあ、スノーにアリス。最初の1回目は基本的には『最後の一撃』をお願いね。」
《分かった~。》
《分かりました。》
「皆もよろしくね。」
「おう。」
「はいですわ。」
「分かったわ。」
1回目が終了して、直ぐに2回目を吹く。
2回目はスノーもアリスも普通に戦う。
1回目も2回目も、倒したら3人の誰かが倒したモンスターを回収して、私の所に持って来たモンスターを、私は「倉庫」に仕舞う。
2回目が終了したら、次は北で、次は西で、最後は南と王都を1周した。
いやぁ~。ハードなパワーレベリングだったわ。
勿論、私達もスノーやアリスが危ない時は助けたりしたわよ。
しかし、この「笛」は「魔寄せの香」以上に使い易いわ。
今後は重宝する事になるわね。
やり方は、アークの「雷」や斬撃に由る四肢欠損や、リンの炎で四肢を撃ったり肺を焼いたり、セレスの水で溺死寸前や氷で凍死寸前を用意したわ。
お陰様で、スノーもアリスも安心して実戦に出せるわ。
スノーとアリスのパワーレベリングを済ました私達は、屋敷に帰ってのんびりしたわ。
「サラ様。」
「何、ナシオ?」
「王宮から正式な手紙が届いております。」
「ありがとう。」
正式ね。
やっぱり、村1つを助けたからかな。
私達は手紙の内容を確かめると、予想通り村1つを助けたので、3日後に表彰すると。
私は内容を確認すると、国王へ手紙を書いた。
「ナシオ。これをセリア経由で国王陛下に渡して来て。」
「畏まりました。」
「サラ、何を書いたんだ?」
「爵位は要らないから、お金か魔道具が欲しいと書いたのよ。」
「まあ、そうですわね。」
「そりゃあ、そうよね。」
「まあ、これで大丈夫な筈よ。」
3日後、私達は王宮からの馬車に乗って、王城に向かい、時間が来るまで、謁見の間に近い応接室で待機していた。
暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。




