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動物化や動物人間化の願望に人間が込める想い

作者: 豚化萌え
掲載日:2026/09/30

 『すべての悩みは対人関係の悩みである』

 10年ほど前に日本でもブームを巻き起こしたアドラー心理学の代表的な言葉である。


 会社の管理職として、社員から退職願の申し出を受けることもある。

 その場合の理由は、大体が人間関係である。

 給与や休日というのは入職の際に、納得の上で入職している。

 もちろん中には募集条件と実際の給与や休日が違っていたというような会社もあるかとは思うが、そこの部分での差異がないという前提で考えると、問題となるのは人間関係、すなわちアドラー心理学の代表的な言葉そのままである。


 人間関係ね、これね、本当に難しい。


 これが無ければ離職等につながることもなくて良いなと管理職目線では思いつつも、とはいえそれが人間であるということなのだろうから、当然に受け入れて対応するしかない。

 会社組織としては、そういった人間関係の問題が起きたとしても、それこそ離職を考えるような大きな問題となる前に人事異動など何らかの手を打つべき。


 とはいえ、自分が最終的な統括をしているとはいえ、それぞれのリーダーに任せている部署を四六時中監視なんてことはできないので、ある程度はそこの部署のリーダーに任せることとなる。ただ、私が気が付いた時には人間関係が既に修復不可能ってことも多々あるので、その塩梅は難しい。そっちばっか気にして他の管理業務がおろそかになるのも良くないので、バランスではあるのだが。

 管理職なりたての頃は「何とかしよう」なんて思っていた時もあったが、管理職として徐々に年数を重ねるにつれて、かれこれ10人以上の社員から退職願を受け取ったりしていると、「仕方ないのかな」と思えてきている側面もある。もちろん開き直って何もしないというわけではなく定期的な面談や巡回で様子を探るようなことはしている。とはいえ限界があるか。



 そしてタイトルである。

 我々、人間が動物化や動物人間化の願望を持つときにはどうなってほしいか。


 ①まず先に見た目が変わるという願望があると思う。

 人間ではなくて動物の見た目になることで、それこそ見た目の美醜とか気にしなくて良くなると思っている。人間から動物を見た時に、あまり差異がないように見えるから。もちろん実際にその動物になってみたら、人間の時には感じなかったそれぞれの美貌の個体差が明瞭に見えてきて、見た目に気を使ったりする可能性もなくはないかもしれないが。


 そして最初にも書いてきたが次のこともポイントだと思う。


 ②動物化や動物人間化することで、人間だった時よりも制御がきかず本能的に行動しやすくなるイメージ。それこそ羞恥心なく行動できる。明るくなる。というもの。


 せっかくゴリラ化とかゴリラ人間化したのに、人間同様、ゴリラどうしの関係でうまくいかなくなるとか想像したくないですよね。それこそ病んでいるゴリラ人間になった自分とか。

 せっかく豚化とか豚人間化したのに、人間同様、豚どうしの関係でうまくいかなくなるとか想像したくないですよね。それこそ病んでいる豚人間になった自分とか。


 ゴリラ化とかゴリラ人間化したのであれば、ウホウホ明るく元気に過ごしていたい。

 豚化とか豚人間化したのであれば、ブヒブヒ明るく、だらしなく過ごしていたい。


 そんな願望があるだろう。


 作者自身、例えば日本人全員が自分の好み全開である豚顔化したら良いのになあとは言っている。

 日本人というのは例であって、県民全員、市民全員、社員全員とかでも良い。

 日本人全員が目が細くて、鼻が豚鼻で、顔に肉がついて、それこそ養豚場の豚が二足歩行になったらこんな感じみたいな豚顔だらけの世界が実現してほしいと思っている。

 豚インフルエンザの変異による豚顔化ウイルスとか、いろいろな妄想はあるが。

 そうなったら私も豚顔になる。読者様達ももちろん豚顔になる。


 今回はゴリラ企画なので豚の部分をゴリラに脳内変換してもらって良い。


 とはいえ、ただ豚顔化しただけだと、同じように人間関係で苦しんでしまう可能性がある。

 せっかく養豚場の豚のような醜い豚顔になったのに、人間関係でつまづいて病んだりしたら嫌だろう。


 だから『豚顔化+脳が少し豚化』ぐらいの塩梅が良いのだとは思うし、それを動物化や動物人間化が好きな人間は望んでいると思う。

 脳を完全に豚化してしまうと、いろいろな社会生活が成り立たないので、脳が少し豚化で実際の社会生活は送り続けられる。ちょっと嫌なことがあったとしても食欲が増進したり、性欲+羞恥心なしのため人前で愛し合ったり、ストレスなく人前でオナラするのが当たり前になったりしているうちに嫌なことも忘れてしまう。そういうレベル。



 この作品のオチらしいオチはない。

 ただ当たり前のことを述べているだけの文章かもしれない。


 管理職で人間関係の問題と向き合う時に思う。

「みんな、脳がもう少し豚化しているといいのにな。」


 『豚顔化ウイルス』の誕生は難易度が高かったとしても、『脳が少しだけ豚化するウイルス』とか流行ってくれないかなとは思っている。

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― 新着の感想 ―
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